＜LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ　事前情報◇21日◇宮崎カントリークラブ(6,467ヤード・パー72)＞

　国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が宮崎県にある宮崎カントリークラブで明日開幕する。

　今季はまだ未勝利で、7年連続で年間1勝以上あげている記録の行方に注目が集まる横峯さくらは「仕上がりは良い。勝ちたい思いは変わらずあるけど、土曜のラウンドが終わってみてその位置にいられるかなので。まずはそこを目標にしてあとは1日1日、1打1打がんばって行きたい」と、いつもと同じく目の前の1打に集中する構え。

　それでも今週は地元宮崎での開催ということで「地元は落ち着きます。家から通えるのは大きいと思うので…」と、リラックスして挑めるのは大きい。慣れ親しんだ地で、地元ファンの後押しを受け今季初勝利なるか。

　先週の「大王製紙エリエールレディスオープン」で、逆転で今季2勝目をあげた佐伯三貴は年間獲得賞金1億円が見える位置にいることについて「ここにきてチャンスがあるのは自分のなかで目標にできるし、そのような形で最終戦に臨めるのは自分の中でプラスになる。そういう意味で先週は大きな1勝だったと思う」とコメント。

　他の選手同様に高麗芝のグリーンを警戒するも、「リコーには何度か出ているけれど、今までで一番良い状態で臨めているし、今の調子を試合中もキープできるように、自分の打ちたい球を打って行きたい」と自信を持って最終戦に挑む。