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「しっくりこない」それでも好調な“女王候補” 桑木志帆が単独首位で好発進

年間女王候補・桑木志帆が初日「67」をマーク。首位発進を決めた。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2025年4月3日 17時45分

<ヤマハレディースオープン葛城 初日◇3日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6475ヤード・パー72>

冷たい雨が降る中でスタートした初日。次第に天候は回復し、晴れ間が見え始めたころ、桑木志帆が6バーディ・1ボギーの「67」をマークし、単独首位発進を決めた。

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「きょうは全体的にショットが良く、前半からチャンスが多かった」。前半の11番パー3では3パットを喫し、ボギーが先行。しかし、これが最初で最後のボギーとなった。続く12番では、136ヤードのセカンドショットをピンそばにつけ、バーディでバウンスバック。さらに、前半最後の18番パー5でも、サードショットを“OK”の距離につけ、アンダーパーでハーフターンした。

「パターが入ってくれた」後半は2番でチップインバーディを決めると、その後も1.5〜2メートルのバーディパットを3つ沈め、計4バーディを奪取。ツアー屈指の難コースを攻略した。

先週の「アクサレディス in 宮崎」では、最終日に「67」をマークし、6位フィニッシュ。「ショットの調子が良く、雨の影響でグリーンも止まりやすかった」と悪天候ながら、アドバンテージになった部分もあったが、その好調ぶりは葛城でも継続していた。

今季は開幕戦で7位に入ると、その後も28位、6位と好成績を記録。昨年は初優勝を含む3勝を挙げ、大ブレイクを果たした。今年は年間女王の有力候補の一人とされている。ただ、「順調といえば順調ですが、しっくりくるラウンドができていない」と語る。その「しっくり」とは言葉にするのが難しいが、「すべてが噛み合っていない」と首をかしげる。

感覚と結果に“乖離”(かいり)はあるものの、開幕から好スタートを切っているのは確かだ。「今年は開幕戦からトップ10に入れているので、例年に比べたらすごく仕上がりはいい」と、3試合を終えた自己評価は高い。オフにはトレーニングを中心にフィジカル強化に取り組み、その効果も早速実感。「安定したスイングができるようになり、大きなミスが減った」と手応えをつかんでいる。

今季初優勝に向けて好スタートを切った桑木。「あす晴れたらグリーンも乾き、速く、硬くなると思う。ショットの調子が良いので、安全に攻めながら上位で戦いたい」。気持ちを引き締めながら、さらなるバーディを狙う。(文・齊藤啓介)

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