そして迎えた最終18番。過去何度も名勝負を生み出してきた最難関ホールが菊地に襲い掛かる。今大会でも多くの選手が苦しんでいた。菊地自身も「相性が良くない」と感じていたホールだったという。ここまでの2日間、左にいっていたこともあり、「そっちを嫌がって」と放ったティショットは右のバンカーへ。そのバンカーからの2打目はグリーンを捉えられず、さらにパーパットも外し痛恨のボギー。グリーンの外に出ると同時に頭を抱えた。
しかし決めれば優勝というバーディパットをアン・ソンジュが外し、勝負はアン、横峯とのプレーオフへ。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」以来の今季2度目のプレーオフは、ボギーを叩いたばかりの18番。それでも「軽井沢よりは落ち着いてできた」と気持ちに余裕はあった。しかし、ティショットを左のラフに入れると「そこからはピンを狙えないので」とグリーンの右を狙うも左のバンカーへ。パーセーブすら厳しい状況に、ただただ苦笑いを浮かべた菊地。そこから左に出してチップインを狙ったが入らず、アンがバーディパットをねじ込み万事休す。2位タイで3日間の戦いを終えた。
ラウンド後、記者からの質問に何度も何度も「仕方ないです」、「しょうがないですね」と繰り返した。「もうチャンスは無いと思って戦う」と背水の陣で臨むも、目前に迫った栄冠にまたしても後一歩届かなかった菊地、目を潤ませながら会場を後にした。
しかし決めれば優勝というバーディパットをアン・ソンジュが外し、勝負はアン、横峯とのプレーオフへ。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」以来の今季2度目のプレーオフは、ボギーを叩いたばかりの18番。それでも「軽井沢よりは落ち着いてできた」と気持ちに余裕はあった。しかし、ティショットを左のラフに入れると「そこからはピンを狙えないので」とグリーンの右を狙うも左のバンカーへ。パーセーブすら厳しい状況に、ただただ苦笑いを浮かべた菊地。そこから左に出してチップインを狙ったが入らず、アンがバーディパットをねじ込み万事休す。2位タイで3日間の戦いを終えた。
ラウンド後、記者からの質問に何度も何度も「仕方ないです」、「しょうがないですね」と繰り返した。「もうチャンスは無いと思って戦う」と背水の陣で臨むも、目前に迫った栄冠にまたしても後一歩届かなかった菊地、目を潤ませながら会場を後にした。