会話を交わしたことがあるとはいえ、稲見にとっては雲の上の存在。勝の優勝に抱いた印象も「すごいことやったなぁと。安定していて強いなぁ」。同じアマチュアという立場では見られない。何より自分も出場した今年の『ヤマハレディース』で、勝が難コース・葛城を攻略。“69”を叩き出す姿を目の前で見せつけられた。「あそこのコースであれだけのスコアがでるのか」と自分との差を痛感させられた。
それから1か月。そんな偉大な先輩に近づくチャンスが訪れた。しかし、当の本人は「マンデー通れただけで嬉しいですし、目標の予選突破もできました。こんなスコアを出せて自分でも驚きです」。実感はまだ湧かない。
明日の目標も「スコアはプレー中は気にせず、自分のゴルフに集中するだけです」と淡々と語った。だが最後に「欲をかかずにいつも通りのプレーをすれば、そんなに変なスコアはでないんじゃないかな」と調子の良さは感じている。首位とはまだ4打差。今日の勢いを加速させれば殿上人の大記録に肩を並べることだって夢ではない。
それから1か月。そんな偉大な先輩に近づくチャンスが訪れた。しかし、当の本人は「マンデー通れただけで嬉しいですし、目標の予選突破もできました。こんなスコアを出せて自分でも驚きです」。実感はまだ湧かない。
明日の目標も「スコアはプレー中は気にせず、自分のゴルフに集中するだけです」と淡々と語った。だが最後に「欲をかかずにいつも通りのプレーをすれば、そんなに変なスコアはでないんじゃないかな」と調子の良さは感じている。首位とはまだ4打差。今日の勢いを加速させれば殿上人の大記録に肩を並べることだって夢ではない。