<アース・モンダミンカップ 最終日◇28日◇カメリアヒルズカントリークラブ(6,541ヤード・パー72)>
「アース・モンダミンカップ」は最終日最終組で回った、イ・ボミ(韓国)と李知姫(韓国)がともに14アンダーで並びプレーオフに。ボミは1ホール目のバーディパットを外した時点ですべてのギャラリーは李の勝利を確信しただろう。1m強のパットを沈めれば李の勝利。だがフックラインを読んだ李のパットはカップの右側をかすめ、まさかの2ホール目に突入した。
アース・モンダミンの模様をLIVE PHOTOで!
李のバーディパットを見届けていたボミの心境は「あの距離はすごいプレッシャーがかかるのは私もわかるので、もう一回チャンスが来たらいいな」と諦め半分。だが負けを覚悟したなかで、まさかの“もう一回”が訪れた。
18番パー5での2ホール目。切りなおされたピンポジションはグリーン手前。エッジから落としても下り傾斜のため、奥にこぼれる可能性が高い難しい位置だった。ボミのサードショットはフェアウェイセンター70ヤード地点で、李はほぼ同じ距離のフェアウェイバンカーから。先に打った李のバンカーショットはグリーンで止まらず奥にこぼれるが、ボミの放ったショットは、先ほどのお返しとばかりに約30cmにつけるスーパーショット。この一打で勝負が決し、ボミが通算10勝目を手にした。
今大会は「調子もいいし、ドライバー、アイアンは完璧。でもウェッジの距離感がどうしても合わなかった…」と100ヤード以内の距離に不安を持って戦っていた。そこでタッグを組む清水重憲キャディは“今週はウェッジ勝負になる”と察して、プロアマの日の練習から、57度ウェッジの距離である80ヤードを除いた、50、60、70、90ヤードを徹底的に繰り返した。ボミいわく「今週練習場でやったのはウェッジの距離感だけです」。
「アース・モンダミンカップ」は最終日最終組で回った、イ・ボミ(韓国)と李知姫(韓国)がともに14アンダーで並びプレーオフに。ボミは1ホール目のバーディパットを外した時点ですべてのギャラリーは李の勝利を確信しただろう。1m強のパットを沈めれば李の勝利。だがフックラインを読んだ李のパットはカップの右側をかすめ、まさかの2ホール目に突入した。
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李のバーディパットを見届けていたボミの心境は「あの距離はすごいプレッシャーがかかるのは私もわかるので、もう一回チャンスが来たらいいな」と諦め半分。だが負けを覚悟したなかで、まさかの“もう一回”が訪れた。
18番パー5での2ホール目。切りなおされたピンポジションはグリーン手前。エッジから落としても下り傾斜のため、奥にこぼれる可能性が高い難しい位置だった。ボミのサードショットはフェアウェイセンター70ヤード地点で、李はほぼ同じ距離のフェアウェイバンカーから。先に打った李のバンカーショットはグリーンで止まらず奥にこぼれるが、ボミの放ったショットは、先ほどのお返しとばかりに約30cmにつけるスーパーショット。この一打で勝負が決し、ボミが通算10勝目を手にした。
今大会は「調子もいいし、ドライバー、アイアンは完璧。でもウェッジの距離感がどうしても合わなかった…」と100ヤード以内の距離に不安を持って戦っていた。そこでタッグを組む清水重憲キャディは“今週はウェッジ勝負になる”と察して、プロアマの日の練習から、57度ウェッジの距離である80ヤードを除いた、50、60、70、90ヤードを徹底的に繰り返した。ボミいわく「今週練習場でやったのはウェッジの距離感だけです」。