だが原には笑顔が見られた。「(パータッグを組む保科キャディに)笑えよって言われて。心のなかでは“緊張しているに笑えないよ”と思いましたけど」と毎試合帯同する相棒に支えてもらった。
1打リードで迎えた最終18番のセカンドショット。ここまでの2日間のようにセカンドショットで池越えを狙う選択肢を考えたが、池を避けてレイアップし3オン2パット。この場面でヒリヒリする緊張感のなかでの心の葛藤があったという。「今までなら“ここまで勝負しなければビビッている”と周りから思われるだろうなぁと、考えていたと思いますが、“今日はパーでいい!”と自分に言い聞かせて」。勝気を装う性格がときに仇となってしまうことがあったが、この日は冷静さを保つことができた。
「3〜4年の間、ゴルファーとして機能していなかった」なかで復活を遂げ、7年ぶりの優勝。「コーチの森(守洋)さんだったり、(先輩の)たにひろえさんだったり、私は周りに恵まれている。1人じゃ無理だったし、周りの人が諦めないように支えてくれた。諦めさせてくれなかった」。次に自身がやらなければいけないこと。「仮に若い子が初優勝したら、一変に住む世界が変わるけど、私は2勝目を手にしたからといって世界が変わるわけではない。やるべきことは結果を出し続けること。強くなったことを証明すること。また気を引き締めて来週から挑みたい」。
“諦めさせてくれなかった人たちに、さらなる結果を見せて恩返しする”これが2勝目を上げた原が立てた“誓い”だ。
1打リードで迎えた最終18番のセカンドショット。ここまでの2日間のようにセカンドショットで池越えを狙う選択肢を考えたが、池を避けてレイアップし3オン2パット。この場面でヒリヒリする緊張感のなかでの心の葛藤があったという。「今までなら“ここまで勝負しなければビビッている”と周りから思われるだろうなぁと、考えていたと思いますが、“今日はパーでいい!”と自分に言い聞かせて」。勝気を装う性格がときに仇となってしまうことがあったが、この日は冷静さを保つことができた。
「3〜4年の間、ゴルファーとして機能していなかった」なかで復活を遂げ、7年ぶりの優勝。「コーチの森(守洋)さんだったり、(先輩の)たにひろえさんだったり、私は周りに恵まれている。1人じゃ無理だったし、周りの人が諦めないように支えてくれた。諦めさせてくれなかった」。次に自身がやらなければいけないこと。「仮に若い子が初優勝したら、一変に住む世界が変わるけど、私は2勝目を手にしたからといって世界が変わるわけではない。やるべきことは結果を出し続けること。強くなったことを証明すること。また気を引き締めて来週から挑みたい」。
“諦めさせてくれなかった人たちに、さらなる結果を見せて恩返しする”これが2勝目を上げた原が立てた“誓い”だ。