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米国挑戦の裏話も 新女王・竹田麗央に“叔母”平瀬真由美が祝福&エール「心技体を整えて」
珍事! 今年は“本人不在”で女王戴冠の会見が行われた。
配信日時:2024年11月11日 03時15分
<伊藤園レディス 最終日◇10日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6769ヤード・パー72>
年間女王を戴冠した“姪っ子”を“叔母”が祝福した。竹田麗央のメルセデス・ランキング1位が確定。竹田の母・哲子さんの妹で、1993、94年の賞金女王・平瀬真由美も、「とてもうれしいです」などコメントを寄せた。
今季8勝を挙げた竹田の戦い振りについては、「初優勝した後は、本当に伸び伸びとゴルフをするようになりました。ツキもたくさんありましたけど、余裕を持ちながら優勝争いをしていたと思います」と見ていた。そして本人も、初優勝を挙げた4月の「KKT杯バンテリンレディス」を、「自信がつきました。自分でも優勝できるんだなと思えた」とターニングポイントに挙げている。
メジャー2勝目となった「日本女子オープン」後に、今季中の米国ツアー予選会への挑戦を表明。それが「TOTOジャパンクラシック」で勝ったことにより免除されたが、米国行きを決めたのも叔母の助言が大きかったという。
平瀬は、これについて「私がWOWOWで米国女子ツアーの仕事をしていて、選手がアメリカに行くタイミングなども見てきました。そのタイミングが良かった選手もいると思う。彼女(竹田)も『ソニー 日本女子プロ選手権』で優勝して、複数年シードを取ったというのが大きかったと思います」と明かす。このアドバイスによって、竹田は「自分は来年すぐに行きたいとは思ってなかったけど、叔母はそう見てたんだなと思いました。『じゃあ行ってみよう』って」と決意を固めることになった。
自身も米国ツアー参戦歴がある平瀬は、「日本で一番になれたので、世界の強豪が集まるツアーでも、もちろん上を目指して欲しい。彼女には圧倒的な飛距離があるから上を目指せると思います。心技体を整えて、頑張って欲しい」とエールを送った。
“日本の女王”という肩書を持って挑む米ツアー。「すごく楽しみな気持ちと、初めてなのでアメリカツアーで1年プレーするのは不安な部分もある。日本では経験できないことを楽しみに頑張りたいです」。海を渡る21歳にとって、今後も叔母は頼もしい存在になるはずだ。(文・間宮輝憲)
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