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今年の米国再挑戦は「う~ん迷い中」 山路晶は苦しい春を乗り越え今季初トップ10入りも視野

山路晶は昨年、米国女子ツアーの予選会に挑戦した。今年はどうするのか?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年5月5日 10時30分

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 3日目◇4日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>

開幕から7試合で予選落ちが続いていた山路晶が、初夏を前に調子をあげている。2週前の「フジサンケイレディス」で今季初となる決勝ラウンドを戦い47位になると、先週の「パナソニックレディスオープン」は11位。トップ10入りまであと一歩まで迫った。

飛ばし屋! 山路晶のドライバースイングをコマ送りで【写真】

その状態は今季初のメジャー大会でも維持。最終日をトータルイーブンパーの19位タイで迎えている。3日目は3番、4番の連続ボギーが先に来る展開になったが、後半に入りボギーはなし。最終18番パー5では、5メートルのバーディパットをねじ込み、なんとか「72」のパープレーと粘りをみせた。「コースもピンポジションも難しくて微妙なラインが多くなるから、耐えて耐えての3日間。最後バーディで上がれて、戻せたのはよかったです」。最終日につながる上がりになった。

初日14.25フィート、2日目14.5フィートだったスティンプメーターは、14.75フィートと“15”に迫るところまで上がっている。「とりあえず手前(上りのライン)から。下りが来たらがっつかずにタッチを合わせること集中しています」。ショットから神経を使う仕上がりだ。

もともと開幕直後はドライバーとパッティングの不調に悩まされた。だが徐々にティショットのミスの幅も狭まり、「コース内にはいます(笑)」。パット数もここまでの3日間平均で28.67と、しっかり高速グリーンに対応している。「パターがよくなってゴルフが楽になりました。これまでは流れがつかめずにズルズルいっていたけど、それがなくなりました」。フジサンケイ前週のパター変更なども効果を発揮し、このグリーンで戦えていることがさらなる自信にもつながる。

昨年は米国ツアーの予選会にも挑戦。二次まで進んだものの、そこで道がついえた。今年もそろそろエントリーを意識する季節になっているが、現時点で再挑戦については「どうしようかな。もう一回ファースト(一次)から行くか悩んでる。う~ん迷い中」と慎重な姿勢。例年通りであれば、エントリー締め切り時点で世界ランク400位以内に入っていれば一次が免除され、二次からの出場が叶う。現在、同691位の山路としては、そのラインも踏まえて考えることになりそうだ。

今年の米ツアー一次予選会(カリフォルニア州)は、8月22日からスタート。フロリダ州で行われる二次からの出場となれば10月15日からと、それだけ準備にも時間を費やすことができる。米国挑戦をする、しないに関わらず、シーズンのことを考えても調子が上がっていることは当然ながら明るい材料。「(ティショットを)フェアウェイにとりあえず置いて、パターをがっつかずにチャンスが来たら入れたい」。3日目終了時点でトップ10入りまで3打。1つでも上を目指し、ここを未来を切り開くきっかけにもしたい。(文・間宮輝憲)

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