ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「アース・モンダミンカップ」が行われているカメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)から。
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女子プロゴルファーのキャディバッグを見ると、そこからも華やかさを感じられることが多い。かわいらしい小物をつけたりする選手も多いが、パンッと目に飛び込んでくる存在感を発揮するのがヘッドカバー。それにも個性的なものが多い。
横峯さくらはバッグにピカチュウのヘッドカバーが入っているが、これにはこんな“効果”を期待している。「息子がピカチュウが好きで、これを見るたびに『ピカ、ピカ』って言ってよろこんでるんです。テレビにたくさん出られる位置でプレーできれば息子もこれを見てよろこびますし、モチベーションがあがります」。今年2月に3歳になった長男・桃琉(とうり)君のために…というのが、何よりもパワーの源になる。
また青木瀬令奈は大好きなネコをモチーフにしたキャラクターのヘッドカバーを使用している。その正体は、青木のスポンサーを務める『ジェイテクト』が一般公募でデザインを募集し作ったキャラクターの『ジェイにゃん』。丸々して愛嬌があるが、「他の選手からもかわいいってすごく言われます。菅沼菜々にはひとつあげました(笑)」とツアー会場の人気者になりつつあるようだ。ちなみに同社のキャラには『テクニャン』もおり、“コンビ”で活躍中だ。
選手の個性が反映されるヘッドカバーにも、今後、注目してみてはいかが?