ゴルフを愛するみなさん、こんにちは。原田香里です。今回は、3年ぶりに父とゴルフをしたお話をしたいと思います。
JLPGAツアー
国内女子 ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!
3年ぶりに“師匠”ともいえる父とのゴルフで感じたこと【原田香里のゴルフ未来会議】
ゴルフを始めるときの“師匠”でもあった父と3年ぶりにゴルフプレーを楽しんだ原田香里が感じたこととは?
配信日時:2024年7月31日 02時30分
ゴルフを愛するみなさん、こんにちは。原田香里です。今回は、3年ぶりに父とゴルフをしたお話をしたいと思います。
私は、父の勧めで11歳の時にゴルフを始めました。ですから、父は最初の“師匠”でもあります。小学6年か中学1年でのコースデビューももちろん父と一緒でした。ゴルフ練習場も経営するようになり、アマチュア時代はずっと教えてもらっていました。
プロになってからも何年かは見てもらっていましたが、いつの頃からか「ワシにはもうわからん」と言うようになって教わることはなくなりました。ただ、基本的なことを父に厳しく教え込まれたのはまちがいありません。オフには山口県に帰って実家の練習場でシーズンに備えるのが恒例でした。
3年前は、日本大学ゴルフ部の大先輩でもある倉本昌弘さんも一緒に、父が所属する周南CC(山口県)でプレーしました。父は、そのこともよく覚えていました。広島出身の倉本さんは、アマチュア時代から中国四国地区で有名だったので、父とも旧知の間柄です。
今回も、コースはホームコースの周南CC。私が白、父がゴールドのティからプレーしました。81歳になった父は、飛距離こそさすがにだいぶ落ちていましたが、アプローチやパットは変わらず上手で『これはさすがに外すでしょ』と思うようなパットも入れてくるあたり、経験豊富なゴルファーであることを感じさせてくれました。「さすがだね~」と口にすると「今日は、打倒香里だからな」(父)と笑っていましたね(笑)。
一番いいときのハンディキャップが0なこと、クラブ競技に出たり、山口県ゴルフ協会の仕事で、国体に選手を引率したりしていることは知っていました。でも、それ以上の父のゴルフ歴について、実はあまり詳しく私は知りませんでした。だから今回「日本アマにも何回か出たことあるんだぞ」(父)と聞いて驚きました。調べてみると1984、85年と2回出場していて、84年には予選も通っていた(61位タイ)のです。
現在は、山口県ゴルフ協会の理事をさせていただき、中国ゴルフ連名の評議員も務め、周南CCではキャプテンだそうです。『お父さん、ずっと頑張っているんだな』としみじみ感じました。
そういえば、私が大学生の頃、自分の大学だけでなく、他校でも同じ地方出身の方からは「あの原田さんの娘さん?」と言われたことがあったことも思い出しました。父は、社会人になった頃にゴルフに夢中になり、あまりにもゴルフばかりしているので怒られて、1年間ゴルフを封印したこともあるそうです。その間、仕事に打ち込み、再開後はゴルフも仕事も一生懸命するようになったと聞きました。
(父が)経営する守和ゴルフセンターでは、ジュニア育成のため毎週土曜日に行っているゴルフアカデミーがあり、理事長兼コーチをしています。ここから、8月の全国高等学校選手権には5人、日本ジュニアには4人が出場するそうです。頑張って欲しいですね。JLPGAの理事をしていた頃にお会いする地元関係者の方にも父のお仲間がいて「ゴルフっていろいろつながっているんだな」と思ったこともあります。
最近は、月に1、2回とクラブ競技でプレーすることを楽しみにしていて、18ホールプレーして、ホールとホールのインターバル以外はほとんど歩いてゴルフをしていました。久しぶりに元気な父と一緒にプレーすることができて、とても楽しかったです。同時に、自分のゴルフの原点のようなものに触れた気もしました。
原田香里のゴルフ未来会議
関連記事
JLPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |