だが、勝利の女神は大江に微笑んだ。「とりあえずグリーンに乗れば良い」。思いをこめて打った4打目は、ピンの真横1メートルに着弾する今日一番のショット。ピタリと止まり集まった大勢のギャラリーからは大歓声が巻き起こった。最後のウイニングパットは「手が震えた」というものの、いつものルーティンとスピードでストローク、しっかり決めてガッツポーズを挙げた。この“ナイスボギー”で4年ぶりとなる2度目のツアー優勝を果たした。
「もう勝てないと思っていました。まだ信じられません」。優勝のインタビューでは涙を拭う場面も。「まだ勝ったばかりでちゃんと次の目標を決めてないですが、再来週の『ヤマハレディース』で良いゴルフができるように頑張りたいですね」。お世話になっている人たちの前でも最後のようなショットを打てるように、調子を維持して静岡へと向かいたい。
「もう勝てないと思っていました。まだ信じられません」。優勝のインタビューでは涙を拭う場面も。「まだ勝ったばかりでちゃんと次の目標を決めてないですが、再来週の『ヤマハレディース』で良いゴルフができるように頑張りたいですね」。お世話になっている人たちの前でも最後のようなショットを打てるように、調子を維持して静岡へと向かいたい。