<ほけんの窓口レディース 2日目◇14日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,323ヤード ・パー72)>
福岡県にある福岡カンツリー倶楽部を舞台に開催されている「ほけんの窓口レディース」。隣接県の熊本県出身の笠りつ子が6バーディ・2ボギーの“68”でラウンド。首位と2打差の3位タイにつけた。
多くの選手が喪章をつけてプレー 九州での戦いに思いは強い
「今日はパターが入ってくれたので、ドライバーがちゃんといけばバーディを狙えた」。3番で5m、8番では9mを決めるなどパッティングでスコアを伸ばした。「9番、18番はちょっと残念だったけど、切り替えていきたい」とハーフの終わりでボギーを叩くしまりの悪い展開にも前を向いた。
今日14日は熊本地震の発生からちょうど1か月。「ニュースで見たりする感じだと、震災直後はただただ生きるのに必死だった分、今の方が避難所の問題とか大変なことが多い。そう思うと胸が痛い」。熊本に住む笠の母も、家に住むことはできるものの、いつ地震が来るかと不安で車で眠る生活がまだ続いている。
母からはフジサンケイの前に「試合があって良かったね、早く試合にいきなさい」と送り出されてきた。「恋しいなと思うこともありますが、今はこっちで頑張りたい」。自分のやるべきことだけを今は見つめて、地震後に熊本を出てからまだ家には一度も戻っていないという。
福岡県にある福岡カンツリー倶楽部を舞台に開催されている「ほけんの窓口レディース」。隣接県の熊本県出身の笠りつ子が6バーディ・2ボギーの“68”でラウンド。首位と2打差の3位タイにつけた。
多くの選手が喪章をつけてプレー 九州での戦いに思いは強い
「今日はパターが入ってくれたので、ドライバーがちゃんといけばバーディを狙えた」。3番で5m、8番では9mを決めるなどパッティングでスコアを伸ばした。「9番、18番はちょっと残念だったけど、切り替えていきたい」とハーフの終わりでボギーを叩くしまりの悪い展開にも前を向いた。
今日14日は熊本地震の発生からちょうど1か月。「ニュースで見たりする感じだと、震災直後はただただ生きるのに必死だった分、今の方が避難所の問題とか大変なことが多い。そう思うと胸が痛い」。熊本に住む笠の母も、家に住むことはできるものの、いつ地震が来るかと不安で車で眠る生活がまだ続いている。
母からはフジサンケイの前に「試合があって良かったね、早く試合にいきなさい」と送り出されてきた。「恋しいなと思うこともありますが、今はこっちで頑張りたい」。自分のやるべきことだけを今は見つめて、地震後に熊本を出てからまだ家には一度も戻っていないという。