『中京テレビ・ブリヂストンレディス』で涙のツアー2勝目を果たした鈴木愛。最終日最終18番を迎えるまでは2位の上原美紀、藤本麻子と1打差を守り、トーナメントリーダーを死守していたが、2打目でグリーンをオーバーし、あわや池ポチャのピンチに。ギリギリで池は回避はしたものの、岩の上というライからパーセーブはできず、土壇場でボギー。最悪の流れでプレーオフへ挑むこととなった。
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この苦しい場面で鈴木を救ったのは生命線のパッティング。同じピン位置で迎えたプレーオフ1ホール目、上原美紀がピン横約1mにつけるショットに見せたのに対し、鈴木は安全策で手前から攻め、5mのバーディパットを残す。入れなければ上原にビッグチャンスを与える展開だったが見事にカップど真ん中から決めきり、何度も拳を振る豪快なガッツポーズ。勢いに乗った2ホール目は2打目にピンそば20cmのスーパーショットを見せ、勝負を終わらせた。
鈴木は2015年平均パット3位、そして今季ここまでも柏原明日架に次いで2位につけるツアー屈指のパット巧者だが、特筆すべきは練習量。大会前日に陽が落ちるまで練習グリーンで打ち込む姿は日常的な光景だ。エースパターはピンタイプの『ケーデンスTR パター Anser2』だが、今大会で使用した『スコッツデールTR パター パイパーC』とL字マレット型の『シェイH』を練習で使う“サブパター”とし、調整しているという。
PINGツアーレップによると「試合ではおもに“Anser2”を使いますが、真っすぐ打ち出す意識を持って練習したいときは“パイパーC”、アークを意識したいときは“シェイH”という3本態勢ですね。絶対的な練習量があるので、平均パット数も上位にきていると思います」。
「これからの試合ですべて勝つつもりで頑張ります」と優勝インタビューで語った鈴木。敬愛する同じPING契約の大山志保を目標に、毎試合磨きをかけるパットを武器として勝利を積み重ねていく。
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PINGツアーレップによると「試合ではおもに“Anser2”を使いますが、真っすぐ打ち出す意識を持って練習したいときは“パイパーC”、アークを意識したいときは“シェイH”という3本態勢ですね。絶対的な練習量があるので、平均パット数も上位にきていると思います」。
「これからの試合ですべて勝つつもりで頑張ります」と優勝インタビューで語った鈴木。敬愛する同じPING契約の大山志保を目標に、毎試合磨きをかけるパットを武器として勝利を積み重ねていく。