だが、今年は“ここぞ”というところで勝負をかけられなかったと感じていた。メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」や、首位に並びながらも最後にボギーを叩いて敗れた「サントリーレディス」など、連続トップ5など記録を打ち立てていたものの、勝負弱さが懸念材料だった。
だが今大会はそんな懸念を感じさせなかった。ボミが勝負強さを取り戻した理由に挙げるのがパッティングだ。これまで打つまでの間のルーティン中に迷いが生じ、決められないことがあったが、今週は「ここ、と決めたらそれを信じて打つようにした」。効果は抜群で「ミスは3日目の3パットの1度しかなかった」。その勝負強さに同組の堀琴音も「ここぞのパットを決めてくる。女王のゴルフを見た」と思わずうなった。
勝負強さを取り戻して迎えるは五輪出場選手決定前の最後の試合「全米女子オープン」。「ANAインスピレーションでもトップ10に入れたし、日本にも難しいコースはたくさんある。自信を持って頑張りたい」。様々な記録を塗り替え続ける日本ツアーの最強女王が、いよいよリオへの最終決戦へと向かう。
【最終結果】
優勝:イ・ボミ(-20)
2位:ペ・ヒギョン(-15)
3位:鈴木愛(-11)
4位T:笠りつ子(-10)
4位T:堀琴音(-10)
4位T:キム・ハヌル(-10)
4位T:フェービー・ヤオ(-10)
だが今大会はそんな懸念を感じさせなかった。ボミが勝負強さを取り戻した理由に挙げるのがパッティングだ。これまで打つまでの間のルーティン中に迷いが生じ、決められないことがあったが、今週は「ここ、と決めたらそれを信じて打つようにした」。効果は抜群で「ミスは3日目の3パットの1度しかなかった」。その勝負強さに同組の堀琴音も「ここぞのパットを決めてくる。女王のゴルフを見た」と思わずうなった。
勝負強さを取り戻して迎えるは五輪出場選手決定前の最後の試合「全米女子オープン」。「ANAインスピレーションでもトップ10に入れたし、日本にも難しいコースはたくさんある。自信を持って頑張りたい」。様々な記録を塗り替え続ける日本ツアーの最強女王が、いよいよリオへの最終決戦へと向かう。
【最終結果】
優勝:イ・ボミ(-20)
2位:ペ・ヒギョン(-15)
3位:鈴木愛(-11)
4位T:笠りつ子(-10)
4位T:堀琴音(-10)
4位T:キム・ハヌル(-10)
4位T:フェービー・ヤオ(-10)