＜NOBUTA GROUP マスターズGCレディース　事前情報◇18日◇マスターズゴルフ倶楽部（兵庫県）◇6495ヤード・パー72＞

ディフェンディングチャンピオン・川崎春花がプロアマ戦で18ホールをラウンドし、最終調整を行った。今年のコースの印象は、「ラフは長かったし、グリーンも結構仕上がっている。けど、フェアウェイキープしたら皆さん、結構バーディを取れると思うので、スコアは伸びそうかなと思います」と分析をする。

先週の「富士通レディース」では首位と2打差で迎えた最終日が悪天候で中止に。36ホール短縮競技に変更され、逆転優勝を逃した。好位置につけていただけに「やりたかったですね」と振り返る。それでも「調子は上がってきて、今は自信を持ってゴルフできているので、しっかり優勝はしたいなと思っている。そのためにしっかり準備をして、試合に臨めるようにしたいなと思います」と連覇へ自信をのぞかせる。

今週は兵庫県で開催というこもあり、月曜日と火曜日は地元・京都の実家で宿泊したそうで、「愛犬のチワワに癒されました（笑）」と気分転換はバッチリのようだ。

先週の「富士通レディース」で単独4位に入ってメルセデス・ランキングは51位からシード圏内の44位に浮上。昨年の国内メジャー「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」を制し、複数年シードの資格は保有しているが、50位以内はキープしていきたいところだ。「とりあえず50位以内に入れたので、気持ち的に先週よりも落ち着いてゴルフはできるかなと思います」と話す。先週で悪い流れを断ち切った川崎はシーズン終盤に向けギアを上げていく。（文・神吉孝昌）