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【辻にぃ見聞】畑岡奈紗が反復性を更に高めるのに必要なのは“力感”のコントロール<後編>
【辻にぃ見聞】畑岡奈紗が反復性を更に高めるのに必要なのは“力感”のコントロール<後編>
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時:配信日時: 2016年10月4日 08時04分
史上初となるアマチュアのメジャー覇者が生まれた「日本女子オープン」。ゴルフを始めて6年の高校3年生・畑岡奈紗のスイング以外の強さ、今後さらに強くなるための『深層』を、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が語った。
【関連ニュース】史上初アマVの畑岡にチャンピオンブレザーを着せたのはチョン・インジ!
■難コース攻略は“自分のゴルフ”が分かっているからこそ
優勝スコアはトータル4アンダー。プロでも厳しかったコンディションの中で優勝できたのは、“自分のゴルフ”が分かっているからこそ、と語る辻村氏。
「飛んで正確性の高いショット共に彼女の才能を感じるのはマネジメントの部分です。トッププロはプロキャディとともに作戦を練ってコースを攻略していくわけですが、彼女のキャディはお母さん。マネジメントについて少しは相談しているでしょうが、基本的にはセルフプレーと思っていいでしょう。それでも井上誠一さん設計の難コースを攻略できたのは彼女の判断力、決断力に他なりません」
「緊迫した場面で正しいチョイスをできるのは自分のスタイル、クセを分かっているからです。マネジメントは人の真似をできるものではありません。例えば14番のパー5では、フェアウェイからの2打目をレイアップしました。首位に立っていましたし、距離的にも2オンを狙える。アマチュアならイケイケで攻めていきがちな状況ですが、彼女はこのコースでフェアウェイから打つことの大事さを分かっているからそういった選択ができました。結果としてバーディを獲ることはできませんでしたが、彼女のマネジメント能力の高さが窺えた1コマでした」(辻村氏)
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■難コース攻略は“自分のゴルフ”が分かっているからこそ
優勝スコアはトータル4アンダー。プロでも厳しかったコンディションの中で優勝できたのは、“自分のゴルフ”が分かっているからこそ、と語る辻村氏。
「飛んで正確性の高いショット共に彼女の才能を感じるのはマネジメントの部分です。トッププロはプロキャディとともに作戦を練ってコースを攻略していくわけですが、彼女のキャディはお母さん。マネジメントについて少しは相談しているでしょうが、基本的にはセルフプレーと思っていいでしょう。それでも井上誠一さん設計の難コースを攻略できたのは彼女の判断力、決断力に他なりません」
「緊迫した場面で正しいチョイスをできるのは自分のスタイル、クセを分かっているからです。マネジメントは人の真似をできるものではありません。例えば14番のパー5では、フェアウェイからの2打目をレイアップしました。首位に立っていましたし、距離的にも2オンを狙える。アマチュアならイケイケで攻めていきがちな状況ですが、彼女はこのコースでフェアウェイから打つことの大事さを分かっているからそういった選択ができました。結果としてバーディを獲ることはできませんでしたが、彼女のマネジメント能力の高さが窺えた1コマでした」(辻村氏)