<富士通レディース 初日◇14日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,635ヤード・パー72)>
もう涙はいらない。2週前の「日本女子オープン」で17歳のアマチュア(当時)畑岡奈紗と優勝争いの末に敗れて2位となった堀琴音が、ノーボギーの“67”で回って5アンダーで笠りつ子と並んで首位タイスタートを決めた。
【関連】アマに負けて流した涙も…堀琴音フォトギャラリー
敗れはしたものの、メジャーでの戦いは確かに力となっていた。「負けはしましたけど、自信にもなった。最終日最終ホールまで優勝争いすることも初めてだったし、あそこまでしっかりやれたので自信を持ってプレーできるようになった」とその影響は技術面よりも精神面での成長が大きい。「少しミスをしてもめげずにできるようになった」と20歳はまた一つタフになった。
この日はラウンド前の練習でボールが右に出るミスが続いたが、「つかまえたいので単純に考えて短く持って見ようと思った」とグリップをいつもよりわずかに短く握る応急処置を施してスタート。出だし1番こそ1.5メートルのパーパットを残すピンチを招いたものの、グリーンを外したのはその1番と終盤の長いパー3の17番のみだった。
現在賞金ランクは12位につけて、最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」までの出場資格は手中にしている。やはりここでも「日本女子オープン」での2,800万円(優勝の畑岡がアマチュアだったため、2位以下に賞金が繰り下がる)の影響が大きいが、もちろんそれで満足もするはずはない。「正直はやく優勝したい。リコーには優勝者としていきたい」。
もう涙はいらない。2週前の「日本女子オープン」で17歳のアマチュア(当時)畑岡奈紗と優勝争いの末に敗れて2位となった堀琴音が、ノーボギーの“67”で回って5アンダーで笠りつ子と並んで首位タイスタートを決めた。
【関連】アマに負けて流した涙も…堀琴音フォトギャラリー
敗れはしたものの、メジャーでの戦いは確かに力となっていた。「負けはしましたけど、自信にもなった。最終日最終ホールまで優勝争いすることも初めてだったし、あそこまでしっかりやれたので自信を持ってプレーできるようになった」とその影響は技術面よりも精神面での成長が大きい。「少しミスをしてもめげずにできるようになった」と20歳はまた一つタフになった。
この日はラウンド前の練習でボールが右に出るミスが続いたが、「つかまえたいので単純に考えて短く持って見ようと思った」とグリップをいつもよりわずかに短く握る応急処置を施してスタート。出だし1番こそ1.5メートルのパーパットを残すピンチを招いたものの、グリーンを外したのはその1番と終盤の長いパー3の17番のみだった。
現在賞金ランクは12位につけて、最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」までの出場資格は手中にしている。やはりここでも「日本女子オープン」での2,800万円(優勝の畑岡がアマチュアだったため、2位以下に賞金が繰り下がる)の影響が大きいが、もちろんそれで満足もするはずはない。「正直はやく優勝したい。リコーには優勝者としていきたい」。