＜日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯　最終日◇10日◇パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ（長崎県）◇6755ヤード・パー72＞

女子プロ日本一決定戦の最終ラウンドが終了した。首位と1打差で出た20歳ルーキー・神谷そらが5バーディ・1ボギーの「68」をマーク。トータル12アンダーで逆転し、今季2勝目を初のメジャーVで飾った。

最終組でティオフした神谷は、1番で幸先良くバーディを奪取。その後も4番、9番でスコアを伸ばし、トップタイでサンデーバックナインに入った。すると、難易度の高い10番でバーディを奪い、単独首位に浮上した。

2位と1打差で迎えた最終18番パー4では、カラーからのバーディパットを約50センチに寄せると、ウィニングパットを沈めてガッツポーズ。大観衆からの歓声に満面の笑みで応えた。昨年の川崎春花に続き、2大会連続でルーキーに栄冠。初出場選手による2年連続制覇は大会史上初となった。

トータル11アンダー・2位に小祝さくら。トータル8アンダー・3位タイには山下美夢有、西郷真央が入った。

トータル5アンダー・8位タイに入った稲見萌寧は、日本勢史上最速となる136試合目での生涯獲得賞金5億円を突破した。

2週連続優勝を狙った櫻井心那はトータル1アンダー・20位タイ。原英莉花も同じく20位タイで4日間を終えた。

【最終日の上位成績】
優勝：神谷そら（-12）
2位：小祝さくら（-11）
3位：山下美夢有（-8）
3位：西郷真央（-8）
5位：岩井明愛（-6）
5位：蛭田みな美（-6）
5位：ささきしょうこ（-6）
8位：稲見萌寧（-5）
8位：佐藤心結（-5）
8位：山内日菜子（-5）