特別な思いを持つ今大会前という状況も、上田を突き動かすもののひとつだ。コースこそ違うが日米共催の大一番は上田を一躍有名にした戦い。アルバトロスを奪ってタイトルをもぎ取った07年大会、復活タイトルとなった11年大会はいずれも忘れることのできない勝ち星だ。いずれも海外勢がフィールドにそろう中での快挙。「チャレンジがすごく求められる大会。リディア(コ)、アリヤ(ジュタヌガーン)と回るチャンスもあるし、回った中で勝負したい」と国際色強い戦いに闘志を燃やすのは今も昔も変わらない。
それだけに、ショットの状態を少しでも仕上げたい。「守ったゴルフじゃなく、チャレンジできる状態まで持っていきたい。やっぱりここで得たものは大きかったので。だからこそ自分の状態を上げていきたい」。現状の自己評価は40点。残された1日で少しでも理想に近づくために、暗闇の練習場に上田の声が響く。「よし、帰って素振りしよう!」
それだけに、ショットの状態を少しでも仕上げたい。「守ったゴルフじゃなく、チャレンジできる状態まで持っていきたい。やっぱりここで得たものは大きかったので。だからこそ自分の状態を上げていきたい」。現状の自己評価は40点。残された1日で少しでも理想に近づくために、暗闇の練習場に上田の声が響く。「よし、帰って素振りしよう!」