「いまはこれ以上いいものがないと思っています」と3年前に絶対的エース『オデッセイ ホワイトライズiX #1SH』に変えてから継続使用してきたボミが、『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子OP』では別のパターを試合で使用したことは明らかにパットへの迷いある証拠だった。そして『日本女子オープンゴルフ選手権競技』は疲労がピークに達して初日終了後に途中棄権。それまでは疲れを考慮して、練習ラウンドを行わず、プロアマ戦で調整を行うスタンスをとっていたが、「この2年間メジャーで勝てていなかった。優勝したかった。(この時期は)練習しなくてもダメ、練習してもダメで…」という練習日から調整を行ったことが災いしてしまった。翌週の『スタンレーレディス』は試合前日の夜に“パターが曲がる”と清水キャディに相談して、急遽『ミヤギ-』で1日だけ使った新パターで挑み、2位に入ったものの「リフレッシュのため薦めたパターがその大会では入ってくれましたが、精神的に参っていたのだと思います(清水キャディ)」。
それでも所属先主催のホスト大会『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』4位タイ、そして『伊藤園レディス』で大会連覇と「しんどいときも家族や清水さん、トレーナーさんやマネージャー、そしてファンの方々のことを考えた」と最後まで踏ん張って、栄光を手にしたのだった。
「21歳の時は28歳で終わりたいと。(ここまで)キャリアが続くとは。日本にきた時は10勝できるとも思わなかった。アン(・ソンジュ)さんや(ジョン・)ミジョンさんらのおかげです」。今季は節目の日本ツアー20勝を達成しての賞金女王。“いまはゴルフを忘れたい”という言葉は、自身の夢のため、周り人たちからの期待に応える気持ち、支えてくれる人への感謝…すべてを抱えこんで全力で駆け抜けた証だ。
それでも所属先主催のホスト大会『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』4位タイ、そして『伊藤園レディス』で大会連覇と「しんどいときも家族や清水さん、トレーナーさんやマネージャー、そしてファンの方々のことを考えた」と最後まで踏ん張って、栄光を手にしたのだった。
「21歳の時は28歳で終わりたいと。(ここまで)キャリアが続くとは。日本にきた時は10勝できるとも思わなかった。アン(・ソンジュ)さんや(ジョン・)ミジョンさんらのおかげです」。今季は節目の日本ツアー20勝を達成しての賞金女王。“いまはゴルフを忘れたい”という言葉は、自身の夢のため、周り人たちからの期待に応える気持ち、支えてくれる人への感謝…すべてを抱えこんで全力で駆け抜けた証だ。