15歳でゴルフを始め、プロテストは25歳の7回目で合格した。それが2年前の2015年のことには思えないほど、堂々としたプレーで優勝を手にした。
それにしても7回もプロテストを受けるのも、そう簡単にできることではない。そこまでプロになることにこだわった理由はなんなのか。小宮が語る。
「正直、私もプロになれるとは思っていませんでした。15歳からゴルフを始めてから、沖縄にいる祖父(宮城長信さん、81歳)が本当にたくさんお金を援助して、支えてくれていました。それこそ家が建つくらいの金額になるかもしれません……。だからこそ絶対にプロになって、いつか恩返しはしたいと思っていました。でも、25歳までプロテストに合格できなかったら、地元の沖縄に帰って、子どものころ好きだったお菓子作りでも勉強しようかなとか考えていました」
つまり、25歳で合格したプロテストは、ゴルファー人生を賭けて背水の覚悟で挑んでいたわけだ。何かを背負って戦う者は逆境にも強い。小宮は最後まで諦めなかった。今大会の優勝賞金200万円。「祖父には何かプレゼントでも買ってあげたいですね」と笑う。
現在、小宮には15年プロテストに合格してからの2年間、ステップ・アップ・ツアーの出場資格がある。今年も同ツアーが主戦場になるが、そこに今大会の優勝で手にした「ヤマハレディースオープン葛城」と「保険の窓口レディース」のレギュラーツアー2試合の出場権が加わった。
「今年はこれでヤマハレディースオープン葛城が私の開幕戦になります。自分もいつかレギュラーツアーで常に上位にいられるような選手になりたい」。小宮の新たな挑戦が幕を開ける。
それにしても7回もプロテストを受けるのも、そう簡単にできることではない。そこまでプロになることにこだわった理由はなんなのか。小宮が語る。
「正直、私もプロになれるとは思っていませんでした。15歳からゴルフを始めてから、沖縄にいる祖父(宮城長信さん、81歳)が本当にたくさんお金を援助して、支えてくれていました。それこそ家が建つくらいの金額になるかもしれません……。だからこそ絶対にプロになって、いつか恩返しはしたいと思っていました。でも、25歳までプロテストに合格できなかったら、地元の沖縄に帰って、子どものころ好きだったお菓子作りでも勉強しようかなとか考えていました」
つまり、25歳で合格したプロテストは、ゴルファー人生を賭けて背水の覚悟で挑んでいたわけだ。何かを背負って戦う者は逆境にも強い。小宮は最後まで諦めなかった。今大会の優勝賞金200万円。「祖父には何かプレゼントでも買ってあげたいですね」と笑う。
現在、小宮には15年プロテストに合格してからの2年間、ステップ・アップ・ツアーの出場資格がある。今年も同ツアーが主戦場になるが、そこに今大会の優勝で手にした「ヤマハレディースオープン葛城」と「保険の窓口レディース」のレギュラーツアー2試合の出場権が加わった。
「今年はこれでヤマハレディースオープン葛城が私の開幕戦になります。自分もいつかレギュラーツアーで常に上位にいられるような選手になりたい」。小宮の新たな挑戦が幕を開ける。