JLPGAツアー
国内女子
日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯
小祝さくらはメジャー初制覇へ上々の滑り出しも、「難しく感じた」読みにくい風とパットの距離感
国内女子ツアーメジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権」の初日、小祝さくらが4アンダーの好発進を決めた。
配信日時:配信日時: 2023年9月7日 08時17分
<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 初日◇7日◇パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(長崎県)◇6755ヤード・パー72>
初日を10番からスタートした小祝さくらが、6バーディ・2ボギーの「68」で回り、4アンダーと上々の滑り出しを決めた。
前半は3つのバーディを奪うも、ボギーも2つ叩くなど、波に乗り切れない。しかし折り返した後半では、2番を皮切りに3バーディと盛り返した。今日のプレーを振り返った小祝は、「朝のほうが風が強くて、12番が一番難しく感じたけど、ボギーも何度かありながらも、バーディをたくさん獲れたのは良かったなと思います」と及第点をつけた。
前半の12番では「風が分からなくて、前の組を見れたからよかったけど、風がどれだけ吹いてるか、意外とティは吹いてないけど、グリーンは吹いてる感じ」と風のジャッジに迷いも。さらに、「他のホールも風が読みにくいのが何個かあって、難しく感じました」と、一日を通してシーサイドコース特有の読み切れない風に手を焼いた。
また、「微妙な距離が決まってくれた」というパッティングにも不安も抱える。「18番はカラーから3パット、12番も3パット、後半もあやういところがあった。長いパットの距離感が分からなくて、打ったらいっちゃうし、打たなかったらショートしちゃうし、微妙な感じで、これから距離感の練習をしたいです」と、グリーン上でのタッチの修正が残り3日間のカギになりそうだ。
メジャーの初日を好位置で終えたが、「あまり他とやること変わらなくて、いつも通りと感じています」とプレッシャーなど微塵も感じさせない小祝節。メジャー初制覇へマイペースで突き進んでいく。
この記事のタグ
関連記事
日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯
日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯のニュース
- 神谷そら、「操作性がいい」ヤマハの新作ドライバーでメジャー初制覇【勝者のギア】
- メジャー初V!神谷そらがドライバー飛距離アップレッスン【動画】
- 日本ツアー“最強カルテット”をくだす価値あるメジャー制覇 神谷そら「ゴルフって分からない…」
- 300ヤード砲にギャラリーからどよめきも 新メジャー女王・神谷そら“飛ばしの原点”「小学3年で200ヤードは…」
- 小祝さくらが終盤見せた“意地のパーセーブ” 勝者・神谷そらを称賛「飛距離がすごい」