「フジサンケイレディスクラシック」で15年以来となるツアー優勝を果たした吉田弓美子。彼女の優勝時のクラブセッティングを見てみると、パターシャフトに最近トレンドとなりつつあるカーボンモデルを採用していることに驚く。
その数、400枚以上!最終日の熱戦をライブフォトで振り返る
「カーボンシャフトを使ったが、今大会は高麗芝でちゃんと球が転がらないとカップの手前で止まったり切れたりします。しっかりパットを打った選手が勝つ試合だと思っていました。私はラインに乗せて最後の一転がりで入れるタイプなので向いていないと思っていたが、今回のパターはシャフトのしなりを使って球をしっかりヒットできて、しっかりと転がせました。ハマってくれました」(吉田)
藤倉ゴム工業のカーボンシャフト「MC Putter」を「KKT杯バンテリンレディスオープン 」から使用し始めたという吉田。カーボンでもより軟らかくしなるソフトタイプを使用することで、ストローク中のタメを作って打ち急ぎを防いだのも、ストロークの安定につながった。ちなみに優勝を決定づけた17番パーパットは13mのロングパットであり、好調なパッティングが2年ぶりの優勝を支えていたのは間違いないだろう。
もうひとつ気になる点がドライバーシャフトを変更した点だ。「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」から藤倉ゴム工業のシャフトを使用。その点を藤倉ゴム工業に聞くと、「当初は『スピーダー569EVO3』をテストしていたが、球がつかまりすぎるということで、『スピーダー569EVO2』に変更。高弾性の『90tカーボン』を採用した中調子シャフトは、方向性と飛距離を両立したモデルで、彼女が引っかけることなく安定して打てた要因」になっていたという。「ゼクシオナイン」という球がつかまるヘッドに、ヘッドが暴れすぎないシャフトを組み合わせたクラブは、彼女がやさしく打てるスペックといっていい。
安定したティショットから確実にセカンドショットでグリーンオンさせて、高い精度を誇ったパッティングで勝利を手繰り寄せる。吉田のクラブセッティングには勝利を呼び込む要因が隠されていたといえる。
その数、400枚以上!最終日の熱戦をライブフォトで振り返る
「カーボンシャフトを使ったが、今大会は高麗芝でちゃんと球が転がらないとカップの手前で止まったり切れたりします。しっかりパットを打った選手が勝つ試合だと思っていました。私はラインに乗せて最後の一転がりで入れるタイプなので向いていないと思っていたが、今回のパターはシャフトのしなりを使って球をしっかりヒットできて、しっかりと転がせました。ハマってくれました」(吉田)
藤倉ゴム工業のカーボンシャフト「MC Putter」を「KKT杯バンテリンレディスオープン 」から使用し始めたという吉田。カーボンでもより軟らかくしなるソフトタイプを使用することで、ストローク中のタメを作って打ち急ぎを防いだのも、ストロークの安定につながった。ちなみに優勝を決定づけた17番パーパットは13mのロングパットであり、好調なパッティングが2年ぶりの優勝を支えていたのは間違いないだろう。
もうひとつ気になる点がドライバーシャフトを変更した点だ。「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」から藤倉ゴム工業のシャフトを使用。その点を藤倉ゴム工業に聞くと、「当初は『スピーダー569EVO3』をテストしていたが、球がつかまりすぎるということで、『スピーダー569EVO2』に変更。高弾性の『90tカーボン』を採用した中調子シャフトは、方向性と飛距離を両立したモデルで、彼女が引っかけることなく安定して打てた要因」になっていたという。「ゼクシオナイン」という球がつかまるヘッドに、ヘッドが暴れすぎないシャフトを組み合わせたクラブは、彼女がやさしく打てるスペックといっていい。
安定したティショットから確実にセカンドショットでグリーンオンさせて、高い精度を誇ったパッティングで勝利を手繰り寄せる。吉田のクラブセッティングには勝利を呼び込む要因が隠されていたといえる。