「中京テレビ・ブリヂストンレディス」で歓喜の涙を流した上田桃子。その上田のコーチを務める辻村明志氏が、「今回の勝利に不可欠だった」と言い切る荒川博氏との秘話を熱く語った。
涙の逆転V!上田桃子の笑顔がはじける最終日フォトギャラリー!
■荒川博先生との出会いでダウンスイングが特に変わった!
2014年に2勝を上げて以降、勝ち星の無かった上田。特に昨年は不調に苦しみ賞金ランク35位に沈んだ。その中でも“間違いなく正しい方向に進んでいる”という手ごたえがあったという。それは元巨人打撃コーチで王貞治氏を指導した荒川博氏との出会いがあったからだった。
「去年の5月17日に“最近調子悪そうだから励ましてやるよ”と元上司でゴルフライターの大羽賢二氏と会ったときに、親交があると聞いて“荒川先生に会わせてください”と言ったところ、すぐに連絡してくれて翌日に紹介してもらったことが荒川先生との出会いでした。その時に言われたのが“ボールが高かろうが低かろうがクラブの振り下ろし方は一緒だろ”と。いきなり目からウロコでしたね。今振り返れば大羽さんが来てくれて、すぐに荒川先生に会うことができた。中々こんなに上手く事が運ぶことはないと思います。上田の“持ってる”ところだなぁと思いますね(辻村氏)」
そこから荒川氏が2016年12月4日に他界するまで毎週のように指導してもらうようになった。「教えていただいているときは、一言たりとも聞き漏らせず常に気を張っていました。気の抜けない姿勢についても言われました。曰く“自分と地球がつながるように立て”と。最初はよく分かりませんでしたが、荒川先生に見てもらってから姿勢が明らかに違う。他にも技術的なことだけでなく、精神的なこともたくさん教わりました」
王氏に日本刀で素振りをさせたりと個性的な指導をさせることでも有名な荒川氏。それは上田に対しても変わらなかった。さすがに日本刀を持たせることは無かったが、個性的な練習も数多くあったという。
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■荒川博先生との出会いでダウンスイングが特に変わった!
2014年に2勝を上げて以降、勝ち星の無かった上田。特に昨年は不調に苦しみ賞金ランク35位に沈んだ。その中でも“間違いなく正しい方向に進んでいる”という手ごたえがあったという。それは元巨人打撃コーチで王貞治氏を指導した荒川博氏との出会いがあったからだった。
「去年の5月17日に“最近調子悪そうだから励ましてやるよ”と元上司でゴルフライターの大羽賢二氏と会ったときに、親交があると聞いて“荒川先生に会わせてください”と言ったところ、すぐに連絡してくれて翌日に紹介してもらったことが荒川先生との出会いでした。その時に言われたのが“ボールが高かろうが低かろうがクラブの振り下ろし方は一緒だろ”と。いきなり目からウロコでしたね。今振り返れば大羽さんが来てくれて、すぐに荒川先生に会うことができた。中々こんなに上手く事が運ぶことはないと思います。上田の“持ってる”ところだなぁと思いますね(辻村氏)」
そこから荒川氏が2016年12月4日に他界するまで毎週のように指導してもらうようになった。「教えていただいているときは、一言たりとも聞き漏らせず常に気を張っていました。気の抜けない姿勢についても言われました。曰く“自分と地球がつながるように立て”と。最初はよく分かりませんでしたが、荒川先生に見てもらってから姿勢が明らかに違う。他にも技術的なことだけでなく、精神的なこともたくさん教わりました」
王氏に日本刀で素振りをさせたりと個性的な指導をさせることでも有名な荒川氏。それは上田に対しても変わらなかった。さすがに日本刀を持たせることは無かったが、個性的な練習も数多くあったという。