カメリアヒルズカントリークラブにて行われた「アース・モンダミンカップ」で、今季2勝目を挙げた鈴木愛。4日間大会など大舞台に強い彼女は、コースコンディションにより3パターンのセッティングを使い分けている。
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1W(10.5度)、3W(15度)、4UT(22度)、5UT(26度)はどんなコースでも使用するが、その間の番手を使い分けているのが特徴。今大会で使用していたのは、ロフト20.5 度の7W。そのほかにロフト17.5度の5W、ロフト19度の3UTを7Wの代わりに使用するケースが見られるが、同じロフト帯で3つのクラブを使い分ける理由は何だろうか?
「基本はパー5での2打目や3打目の残り距離、またはパー3の距離に応じて5Wか7Wか3UTのどれを使うかを決めています。一番クラブ長があってロフトが少なく飛距離が出る5Wが必要なければ、コースレイアウトやコンディションによって、7Wと3UTを状況によって使っています」(ピンゴルフ担当者)
7Wは3UTよりもシャフトが長く、ヘッドの重心深度が深いので、飛距離も出るし球も上がりやすくなる。今大会のようにピン位置が厳しいときは、ピンをデッドで狙うために弾道高で狙える7Wを使用するという。3UTを使用するのは、風が強く弾道を打ち分けたい時。ライン出しで方向性を出したい時にも多用する。
コースやコンディションによって、3つのクラブを使い分けるセッティング術は正確なショットやツアー屈指のパッティングと同様に、今季の彼女の強さを支える要因となっている。
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1W(10.5度)、3W(15度)、4UT(22度)、5UT(26度)はどんなコースでも使用するが、その間の番手を使い分けているのが特徴。今大会で使用していたのは、ロフト20.5 度の7W。そのほかにロフト17.5度の5W、ロフト19度の3UTを7Wの代わりに使用するケースが見られるが、同じロフト帯で3つのクラブを使い分ける理由は何だろうか?
「基本はパー5での2打目や3打目の残り距離、またはパー3の距離に応じて5Wか7Wか3UTのどれを使うかを決めています。一番クラブ長があってロフトが少なく飛距離が出る5Wが必要なければ、コースレイアウトやコンディションによって、7Wと3UTを状況によって使っています」(ピンゴルフ担当者)
7Wは3UTよりもシャフトが長く、ヘッドの重心深度が深いので、飛距離も出るし球も上がりやすくなる。今大会のようにピン位置が厳しいときは、ピンをデッドで狙うために弾道高で狙える7Wを使用するという。3UTを使用するのは、風が強く弾道を打ち分けたい時。ライン出しで方向性を出したい時にも多用する。
コースやコンディションによって、3つのクラブを使い分けるセッティング術は正確なショットやツアー屈指のパッティングと同様に、今季の彼女の強さを支える要因となっている。