パッティング練習では凹型の鏡を用いることが多い。「頭のポジションがズレないことを意識しているのが見て取れますね。抑えようとしても構えた位置より前にズレがち。鏡を使うことでチェックしているのだと思います」。
そんな練習量が生んだ自信は今回のプレーにつながった、「最後の11mのパットも“あれだけ練習した”という強い気持ちが見て取れましたし、決まる雰囲気もあった。だから入ったんだと思います。改めてこういう選手はやっぱり上に来るんだなと思いました。結局、人と同じ練習をしていても上位にはいけないんです」。
その三ヶ島を退けた鈴木と言えば“ザ・練習の虫”。先述のパッティングはもちろんパーオン率が昨年の29位から8位まで上がったのも鍛錬の成果に他ならない。「今年の鈴木さんは本当に下半身でスイングできています。去年までは上体で振っているようなところもありましたが、今年はインパクトで左ひざが突っ張らずに余裕があり、右ひざは地面の方向に回転して入っている。まさに“地に足のついた”スイングと言えます。そのショットが武器であるパッティングをさらに引き出しています。ここまで成長できたのは、練習量があるからでしょう」。そんな2人だからこそ、最後の最後まで分からない名勝負が生まれたのだ。
■三ヶ島かなの安定したショットを生み出すアドレス
そんな三ヶ島のスイングを紐解いていくと“クセがない”のが大きな特徴だという。「前傾姿勢をしっかり取って腕をすっと真下に下ろす。足、腰、ひざがスクエアににあるオーソドックスな構え。余計な力が入っておらず、グリッププレッシャーもない。アドレスのクオリティが非常に高いですね」。
「アドレスがしっかりとしているから、スイング中に余計な動きをしなくて良い。どこかが入り過ぎてるから戻さなくてはいけない、などがないんです。だから癖のないスイングができるし、自分の距離も把握しやすい。ボールコントロールが良い選手だと思います」
もちろんまだまだ粗削りな部分もあるが、これで獲得賞金が2,100万円を突破。初シードに当確のランプを灯した。「今大会でもメディアに取り上げられていましたが、キャディを務めるお父さんのサポートも素晴らしい。お父さん自体が現場を楽しめてるから、成績が悪くても明るくて見ていて気持ちが良い。2人で掴んだ初シードだと思います。もっともっと成長して、笠りつ子さん家(父がキャディを務めている)みたいに親子でツアーを盛り上げて欲しいですね」。
そんな練習量が生んだ自信は今回のプレーにつながった、「最後の11mのパットも“あれだけ練習した”という強い気持ちが見て取れましたし、決まる雰囲気もあった。だから入ったんだと思います。改めてこういう選手はやっぱり上に来るんだなと思いました。結局、人と同じ練習をしていても上位にはいけないんです」。
その三ヶ島を退けた鈴木と言えば“ザ・練習の虫”。先述のパッティングはもちろんパーオン率が昨年の29位から8位まで上がったのも鍛錬の成果に他ならない。「今年の鈴木さんは本当に下半身でスイングできています。去年までは上体で振っているようなところもありましたが、今年はインパクトで左ひざが突っ張らずに余裕があり、右ひざは地面の方向に回転して入っている。まさに“地に足のついた”スイングと言えます。そのショットが武器であるパッティングをさらに引き出しています。ここまで成長できたのは、練習量があるからでしょう」。そんな2人だからこそ、最後の最後まで分からない名勝負が生まれたのだ。
■三ヶ島かなの安定したショットを生み出すアドレス
そんな三ヶ島のスイングを紐解いていくと“クセがない”のが大きな特徴だという。「前傾姿勢をしっかり取って腕をすっと真下に下ろす。足、腰、ひざがスクエアににあるオーソドックスな構え。余計な力が入っておらず、グリッププレッシャーもない。アドレスのクオリティが非常に高いですね」。
「アドレスがしっかりとしているから、スイング中に余計な動きをしなくて良い。どこかが入り過ぎてるから戻さなくてはいけない、などがないんです。だから癖のないスイングができるし、自分の距離も把握しやすい。ボールコントロールが良い選手だと思います」
もちろんまだまだ粗削りな部分もあるが、これで獲得賞金が2,100万円を突破。初シードに当確のランプを灯した。「今大会でもメディアに取り上げられていましたが、キャディを務めるお父さんのサポートも素晴らしい。お父さん自体が現場を楽しめてるから、成績が悪くても明るくて見ていて気持ちが良い。2人で掴んだ初シードだと思います。もっともっと成長して、笠りつ子さん家(父がキャディを務めている)みたいに親子でツアーを盛り上げて欲しいですね」。