毎日首位が入れ替わり、上位の選手がスコアを崩していく中、ガマンのゴルフでミスを最小限に抑えたものだけが残る消耗戦。3日目が終わりアンダーパーは5人。藤田は3日間トータル3アンダーで3位につけた。
パットが自信を持って打てているのだ。ストロークは安定している。その理由を聞くと、「先輩の下村真由美プロに、昨シーズンが終わってからパッティングを見てもらっています。一緒にラウンドをしていて上手だなあと思い、どうして私は入らないの? と聞いてみたのがきっかけです。以前はカットに入っていたのが、ストレートにヘッドが入ってくるようになりました」。
頼れる先輩が好調に一役買っていた。オフの合宿でアドレス、グリップ、ストロークと、すべてをチェックしてもらい、自分に合ったものを残し今の形になったという。
藤田が最後に優勝を遂げたのは2011年の「富士通レディース」。それからは勝利に遠ざかっている。調子の上がらない自分にモヤモヤする日々が続いたという。
アマチュア時代からゴルフを教えてくれたトップアマの父が重い病気を患った。父の病との戦いは2011年に始まった。肝臓と腸を患い、2013年には悪性リンパ腫にも罹った。そして3年前、藤田自身も子宮頸癌に苦しみ、手術を受けた。今は元気に笑っているが、重くつらい時間が長く続いた。調子が上がらないのも無理はない。だが藤田は、ツアートップの場に戻ってきた。
「何度もゴルフをやめたいと思いました。でもここまで戻ってこれました。今はゴルフをするのが、本当に楽しいんです。応援してくれた家族や周りの方々に感謝です」
パットが自信を持って打てているのだ。ストロークは安定している。その理由を聞くと、「先輩の下村真由美プロに、昨シーズンが終わってからパッティングを見てもらっています。一緒にラウンドをしていて上手だなあと思い、どうして私は入らないの? と聞いてみたのがきっかけです。以前はカットに入っていたのが、ストレートにヘッドが入ってくるようになりました」。
頼れる先輩が好調に一役買っていた。オフの合宿でアドレス、グリップ、ストロークと、すべてをチェックしてもらい、自分に合ったものを残し今の形になったという。
藤田が最後に優勝を遂げたのは2011年の「富士通レディース」。それからは勝利に遠ざかっている。調子の上がらない自分にモヤモヤする日々が続いたという。
アマチュア時代からゴルフを教えてくれたトップアマの父が重い病気を患った。父の病との戦いは2011年に始まった。肝臓と腸を患い、2013年には悪性リンパ腫にも罹った。そして3年前、藤田自身も子宮頸癌に苦しみ、手術を受けた。今は元気に笑っているが、重くつらい時間が長く続いた。調子が上がらないのも無理はない。だが藤田は、ツアートップの場に戻ってきた。
「何度もゴルフをやめたいと思いました。でもここまで戻ってこれました。今はゴルフをするのが、本当に楽しいんです。応援してくれた家族や周りの方々に感謝です」