<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 3日目◇10日◇安比高原ゴルフクラブ(6,640ヤード・パー71)>
3日目の競技が終了した「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」。多くの選手がスコアを落とすムービングデーとなったが、中でも一番の難易度となったのが3番ホール(450ヤード・パー4)だった。
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同ホールは通常営業時のパー5をパー4として使用。1990年以降ですでに開催された大会におけるパー4の中で2番目の長さを誇る。しかもフラットで、だ。2日目まではティが約15ヤード前に出ていたため、他のホールに難易度1位の座を譲っていたが、今日はティマーカーが通常の位置に下がり、選手たちに牙を向いた。それだけではない。ピン位置は左奥に切られて、風はアゲインスト。結果、この日バーディを奪った選手は1人も出なかった。それどころか首位スタートの黄アルム(韓国)はこのホールでトリプルボギーを叩き首位から陥落。平均スコアは4.7231(18ホール中1位)と多くの選手がここでスコアを落とした。
コースセッティングを担当した岡本綾子は「ティショットが唯一思い切り打てるホール。2打でバーディチャンスに寄せられる選手は2割程度と予想。ティショットの距離と正確性、グリーンを外したときのリカバリーがポイント」と解説している同ホール。実際に青木瀬令奈のキャディとしてコースを3日間見ている大西翔太氏は「今日みたいなアゲインストの風が吹いたらより難しい。グリーンの奥に付ければ転がって奥のラフまで行くし、例えパーオンしてもグリーン手前ならピンまで段があるので3パットの可能性も低くない。大事なのは“ボギーでいいよね”という余裕。これをなくして頑張ろうとするとダボまである」と話した。
「今日もパーオンできました」と話す葭葉ルミ、テレサ・ルー(台湾)といった飛ばし屋でならす選手はまだ良いが、飛距離の出ない選手ではパーセーブも難しい。そこでパーセーブでしのいだルートをこの日パーを獲った李知姫、申ジエ(共に韓国)に聞いた。
3日目の競技が終了した「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」。多くの選手がスコアを落とすムービングデーとなったが、中でも一番の難易度となったのが3番ホール(450ヤード・パー4)だった。
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同ホールは通常営業時のパー5をパー4として使用。1990年以降ですでに開催された大会におけるパー4の中で2番目の長さを誇る。しかもフラットで、だ。2日目まではティが約15ヤード前に出ていたため、他のホールに難易度1位の座を譲っていたが、今日はティマーカーが通常の位置に下がり、選手たちに牙を向いた。それだけではない。ピン位置は左奥に切られて、風はアゲインスト。結果、この日バーディを奪った選手は1人も出なかった。それどころか首位スタートの黄アルム(韓国)はこのホールでトリプルボギーを叩き首位から陥落。平均スコアは4.7231(18ホール中1位)と多くの選手がここでスコアを落とした。
コースセッティングを担当した岡本綾子は「ティショットが唯一思い切り打てるホール。2打でバーディチャンスに寄せられる選手は2割程度と予想。ティショットの距離と正確性、グリーンを外したときのリカバリーがポイント」と解説している同ホール。実際に青木瀬令奈のキャディとしてコースを3日間見ている大西翔太氏は「今日みたいなアゲインストの風が吹いたらより難しい。グリーンの奥に付ければ転がって奥のラフまで行くし、例えパーオンしてもグリーン手前ならピンまで段があるので3パットの可能性も低くない。大事なのは“ボギーでいいよね”という余裕。これをなくして頑張ろうとするとダボまである」と話した。
「今日もパーオンできました」と話す葭葉ルミ、テレサ・ルー(台湾)といった飛ばし屋でならす選手はまだ良いが、飛距離の出ない選手ではパーセーブも難しい。そこでパーセーブでしのいだルートをこの日パーを獲った李知姫、申ジエ(共に韓国)に聞いた。