<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 事前情報◇13日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6495ヤード・パー72>
2015、2016年に賞金女王に輝き、その愛くるしいルックスから「スマイル・キャンディ」として日本のファンに愛されたイ・ボミ(韓国)。来週の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で日本ツアーから引退する。その足跡を当時の写真と共に振り返る。
11年に日本ツアーに参戦したボミ。翌年の12年「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」で初優勝を挙げると、その年は3勝をマーク。賞金ランキングも2位へと躍進を遂げた。
13年には、国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を初制覇。14年には、途中棄権を除く30戦ですべて予選を通過し、さらにトップ10が17回と抜群の安定感を見せた。
そして、15年に偉業を成し遂げる。シーズンの序盤は、出場4試合連続2位など惜敗が続いたが5月の「ほけんの窓口レディース」でその年の初優勝を挙げると、そこから怒涛の快進撃。シーズンの終盤戦「伊藤園レディス」で6勝目を挙げ、ツアー史上初の獲得賞金年間2億円を達成。同時に初の賞金女王も決定した。日韓両ツアーで初となる賞金女王となったボミは「私が一番、ビックリしています」とその当時、目を丸くして振り返った。
さらに、続く「大王製紙エリエールレディスオープン」で不動裕理、ト阿玉、樋口久子、岡本綾子に並ぶ年間7勝を達成。その年、日本の女子ゴルフ界は“イ・ボミ フィーバー“に沸いた。