プロテストに合格した選手がそれぞれの合格年度NO.1の座をかけて争う「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で、プロ生活一年目の95期生とこれからプロ生活が始まる96期生の選手に“今年の漢字”を書いてもらった。
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小林光希の今年の漢字は『進』 荒れた前半戦から納得の後半戦に「一歩ずつ進んでいる」
「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で、プロ生活一年目の95期生とこれからプロ生活が始まる96期生の選手に“今年の漢字”を書いてもらった。
配信日時:2023年12月26日 23時00分
プロテストに合格した選手がそれぞれの合格年度NO.1の座をかけて争う「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で、プロ生活一年目の95期生とこれからプロ生活が始まる96期生の選手に“今年の漢字”を書いてもらった。
今回は、ステップ・アップ・ツアーで初優勝を挙げ賞金ランキング3位に入った95期生の小林光希。岡山県出身で昨年、3回目のプロテストで合格を果たした21歳だ。同世代にはレギュラーツアーで活躍する岩井姉妹や桑木志帆などがいる。ステップ・アップ・ツアー唯一の4日間大会で行われた「SkyレディースABC」では混戦の優勝争いの中、12番パー3でホールインワンも達成と運も味方につけて初優勝を遂げた。
そんな小林の今年の漢字は『進』。その理由は「一歩ずつ進んでいるなと思ったので『進』にしました」。「前半戦は荒れていたんですけど、後半はちょっとずつスイングが安定してきた」とスイングの糸口を掴んだ小林は、試合を終える毎にレベルアップを実感した一年だった。
開幕2戦は「大王海運レディス」で2位、「ラシンク・ニンジニア/RKBレディース」は4位と幸先の良いスタートを切ったものの、それ以降はなかなか上位に食い込めなかった。それでも7月の「カストロールレディース」で2位に入ると「SkyレディースABC杯」で初優勝。その後も3回のトップ10入りを果たし納得の締めくくりができた。
また、小林はQTを30位で突破し来季レギュラーツアー前半戦に出場できる見込みだ。ただオフシーズンの取り組みを聞いてみると「まだ決めていない」という。「去年も地元で練習して(今季)いい結果が出たので、今年も変わらず同じ過ごし方をするかも」と特別なことはせず、例年通りの準備で来季を迎える。一歩ずつ確実に成長している小林の今後に注目だ。
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