＜マンシングウェアレディース東海クラシック　最終日＞◇21日◇南愛知カントリークラブ美浜コース(6,428ヤード・パー72)

　愛知県にある南愛知カントリークラブ美浜コースで開催された国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」の最終日。3アンダー8位タイでスタートした不動裕理は5バーディ・ノーボギーとスコアを5つ伸ばしトータル8アンダーでホールアウト。同スコアで上がった上田桃子、新崎弥生との3人のプレーオフに突入し、1ホール目でバーディを奪った不動が優勝、今季3勝目を挙げた。
逆転賞金女王を狙う古閑美保は10位タイ、横峯さくらは17位タイで4日間を終えている。

人気選手の写真満載！美人女子プロ写真館

　18番ホールで行われたプレーオフの1ホール目。3選手とも2オンに成功し最初にパットをしたのは1番遠い不動だった。「ちょっと上からだったので傾斜があるかなと思ったんですけど。まずは速いかなと分かっていたので打ちすぎないように気をつけた」という不動のボールはコロコロと転がりそのままカップに吸い込まれていった。これでプレッシャーのかかった上田と新崎は大事なパットを決めることができずそのまま不動が優勝。逆転で今季ツアー3勝目を挙げた。

不動裕理
「長い一日でしたけど、途中は2位かなと思って…とにかくラッキーな一日でした。プレーオフに残れたらラッキーだなと軽い気持ちで待っていたので。ベストテンの数はもっと多くしたい。今はそれが1番です」

上田桃子
「昨年も今年も自分で勝てる試合を逃してしまった。もったいない1打が多かった。1打の重みを感じました。来週また優勝争いしたいです」