にもかかわらず、前週まででトップテン入りが9回あったのは、ポテンシャルが高い証拠だが、今回の優勝で勝負強さというワンピースも加わった。今後は2週後の日本女子オープン制覇を目指し、米女子ツアーのセカンドQT突破も視野に入れている。2020年の東京五輪の出場権を得るためにも、海外の試合で上位に入り、世界ランキングを上げたいという。
「1勝だけでは父も認めてくれないと思います。はやく2勝目を挙げたいですね」という川岸だが、その父は「父と娘のどちらが先に勝つかという勝負は娘の勝ちです。今日で川岸良兼という名前は捨てました。これからは史果の父親として生きていきたいと思います」と、独特の表現で喜びを表現した。それでも、「胸を張って米ツアーのQTを受ければいい」とエールを送った良兼。怪物伝説は父から娘へと受け継がれた。
文・山西英希
「1勝だけでは父も認めてくれないと思います。はやく2勝目を挙げたいですね」という川岸だが、その父は「父と娘のどちらが先に勝つかという勝負は娘の勝ちです。今日で川岸良兼という名前は捨てました。これからは史果の父親として生きていきたいと思います」と、独特の表現で喜びを表現した。それでも、「胸を張って米ツアーのQTを受ければいい」とエールを送った良兼。怪物伝説は父から娘へと受け継がれた。
文・山西英希