<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 2日目◇20日◇マスターズゴルフ倶楽部(6,507 ヤード・パー 72)>
国内女子ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」の第2ラウンド。前日に葭葉ルミがクラブ超過で4罰打を科されたばかりだが、この日も規則違反でペナルティが科される事態が続けて起こった。
上原彩子にまさかの「68」罰打!!一体どうして?
午前8時27分のスタート時間になっても10番ティに姿を見せなかった蛭田みな美。大慌てでティグラウンドに駆け込んできたのは、同じ組のぺ・ヒギョン(韓国)と一ノ瀬優希がティオフした直後だった。幸い、スタート時間から5分以内だったため失格にはならなかったが、バーディだったはずの10番のスコアにゴルフ規則6-3a『スタート時間』(※1)による2罰打が科され、ボギー発進となってしまった。
遅刻の原因はスタート時間の勘違い。「昨日が午前9時48分のスタートだったので、1時間早いスタートだと思い込んでいた」という。「もう切り替えるしかない。忘れるしかない」と思いながらプレーしたものの、2バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの“78”の大叩き。トータル6オーバーの84位タイで、予選を通過することはできなかった。蛭田によると、今回のようなスタート時間の遅刻は初めて。「もうありえないですよね。これから本当に気をつけたい」と肩を落とした。
またこの日は、韓国の“セクシー・クイーン”ことアン・シネにも規則違反が発覚。前日の第1ラウンドで、規則より1本多い15本のクラブをバッグに入れてプレーしていたというのだ。
本人がその事実に気づいたのは、第2ラウンドのスタート前。「今朝朝食を食べた後、バッグを整理したときに気が付いた。昨日キャディに、“4番アイアンと48度のウェッジを抜いてください”とお願いしたが、ウェッジしか抜かれていなかった。今までクラブの管理はキャディに任せていたが、今回から新しいキャディということでコミュニケーションが不足していてチェックができていなかった」と、反省の弁を口にした。ゴルフ規則4-4a クラブ超過(※2)により、第1ラウンドの10番、11番のスコアに2罰打。さらに、同6−6d「スコアの誤記」の例外(※3)により、同ホールに2打ずつの罰が加算されトータル8罰打。6オーバーだったスコアは14オーバーに修正された。
その後、体調不良を理由に第2ラウンドを棄権したシネ。日本ツアー参戦後、初めての棄権となり、「心臓がバクバクしていて、表現できないほどの(精神的な)ショックを受けた」と表情を曇らせ、クラブハウスを後にした。
※1 ゴルフ規則6-3aスタート時間(抜粋・要約)
プレーヤーは、委員会が決めた時間にスタートしなければならない。プレーヤーが自分のスタート時間後5分以内にプレーできる状態でスタート地点に到着した場合、時間通りにスタートしなかったことに対する罰は、マッチプレーでは最初のホールの負け、ストロークプレーでは最初のホールで2打とする。それ以外の場合、この規則違反における罰は競技失格となる。
※2 ゴルフ規則4-4aクラブの選定と補充(抜粋・要約)
プレーヤーは、14本を超えるクラブを持って正規のラウンドをスタートしてはならない。
規則4-4aの違反の罰は、(持ち運んでいたクラブの超過本数にかかわらず)ストロークプレーでは違反があった各ホールに対し2打。ただし、1ラウンドにつき最高4打まで(違反のあった最初の2ホールに各2打の罰)。
※3 ゴルフ規則6-6dスコアの誤記の例外(抜粋・要約)
どのホールであっても、競技者がスコアカードを提出する前に罰を受けていたことを知らずに1打、または複数の罰打を含めなかったために、真実よりも少ないスコアを提出していた場合、その競技者は競技失格とはならない。このような状況では、その競技者は該当する規則に規定されている罰と、その競技者が規則6-6dに違反をした各ホールに対し2打の追加の罰を受ける。
国内女子ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」の第2ラウンド。前日に葭葉ルミがクラブ超過で4罰打を科されたばかりだが、この日も規則違反でペナルティが科される事態が続けて起こった。
上原彩子にまさかの「68」罰打!!一体どうして?
午前8時27分のスタート時間になっても10番ティに姿を見せなかった蛭田みな美。大慌てでティグラウンドに駆け込んできたのは、同じ組のぺ・ヒギョン(韓国)と一ノ瀬優希がティオフした直後だった。幸い、スタート時間から5分以内だったため失格にはならなかったが、バーディだったはずの10番のスコアにゴルフ規則6-3a『スタート時間』(※1)による2罰打が科され、ボギー発進となってしまった。
遅刻の原因はスタート時間の勘違い。「昨日が午前9時48分のスタートだったので、1時間早いスタートだと思い込んでいた」という。「もう切り替えるしかない。忘れるしかない」と思いながらプレーしたものの、2バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの“78”の大叩き。トータル6オーバーの84位タイで、予選を通過することはできなかった。蛭田によると、今回のようなスタート時間の遅刻は初めて。「もうありえないですよね。これから本当に気をつけたい」と肩を落とした。
またこの日は、韓国の“セクシー・クイーン”ことアン・シネにも規則違反が発覚。前日の第1ラウンドで、規則より1本多い15本のクラブをバッグに入れてプレーしていたというのだ。
本人がその事実に気づいたのは、第2ラウンドのスタート前。「今朝朝食を食べた後、バッグを整理したときに気が付いた。昨日キャディに、“4番アイアンと48度のウェッジを抜いてください”とお願いしたが、ウェッジしか抜かれていなかった。今までクラブの管理はキャディに任せていたが、今回から新しいキャディということでコミュニケーションが不足していてチェックができていなかった」と、反省の弁を口にした。ゴルフ規則4-4a クラブ超過(※2)により、第1ラウンドの10番、11番のスコアに2罰打。さらに、同6−6d「スコアの誤記」の例外(※3)により、同ホールに2打ずつの罰が加算されトータル8罰打。6オーバーだったスコアは14オーバーに修正された。
その後、体調不良を理由に第2ラウンドを棄権したシネ。日本ツアー参戦後、初めての棄権となり、「心臓がバクバクしていて、表現できないほどの(精神的な)ショックを受けた」と表情を曇らせ、クラブハウスを後にした。
※1 ゴルフ規則6-3aスタート時間(抜粋・要約)
プレーヤーは、委員会が決めた時間にスタートしなければならない。プレーヤーが自分のスタート時間後5分以内にプレーできる状態でスタート地点に到着した場合、時間通りにスタートしなかったことに対する罰は、マッチプレーでは最初のホールの負け、ストロークプレーでは最初のホールで2打とする。それ以外の場合、この規則違反における罰は競技失格となる。
※2 ゴルフ規則4-4aクラブの選定と補充(抜粋・要約)
プレーヤーは、14本を超えるクラブを持って正規のラウンドをスタートしてはならない。
規則4-4aの違反の罰は、(持ち運んでいたクラブの超過本数にかかわらず)ストロークプレーでは違反があった各ホールに対し2打。ただし、1ラウンドにつき最高4打まで(違反のあった最初の2ホールに各2打の罰)。
※3 ゴルフ規則6-6dスコアの誤記の例外(抜粋・要約)
どのホールであっても、競技者がスコアカードを提出する前に罰を受けていたことを知らずに1打、または複数の罰打を含めなかったために、真実よりも少ないスコアを提出していた場合、その競技者は競技失格とはならない。このような状況では、その競技者は該当する規則に規定されている罰と、その競技者が規則6-6dに違反をした各ホールに対し2打の追加の罰を受ける。