<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ最終日>◇30日◇宮崎カントリークラブ(6,442ヤード・パー72)
宮崎県にある宮崎カントリークラブで開催された国内女子メジャー「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日。賞金女王になるためには、優勝が絶対条件の古閑美保は、この日4つスコアを伸ばしトータル6アンダーでホールアウト。優勝争いをしていた全美貞(ジョン・ミジョン)(韓国)と、不動裕理が18番でスコアを落としたため逆転で優勝、大会2連覇を達成すると共に今季のLPGAツアーの賞金女王に輝いた。
4アンダーの古閑が15番でボードを確認したとき、首位のジョン・ミジョンは7アンダー。この時古閑は「優勝はない。単独2位狙い」と気持ちを切り替えていた。ラクな気持ちで終盤のプレーに臨み、17番でバーディを奪うと、勢いに乗ったまま18番でもバーディを奪い、4日間やり遂げたという表情でホールアウト。同じ組で後続を行く、7アンダーのジョン・ミジョン、古閑と同じ6アンダーの不動を待った。
18番ホール、不動はセカンドショットを1メートルにつけ絶好のバーディチャンスを迎える。ジョン・ミジョンはグリーン右の難しいバンカーへ入れてしまう。このホールダブルボギーとしたジョン・ミジョン、安定感抜群だったが最終ホールで涙を呑んだ。
一方の不動も、これを決めれば優勝のバーディパットをオーバーさせる。入ればプレーオフの返しのパットも外してしまい、まさかのボギー。ギャラリーが呆気にとられる中、逆転で古閑の大会連覇と、今季の賞金女王が決まった。
【古閑美保のコメント】
「涙が出るかと思ったけど、意外と出なかったですね。(賞金女王の実感は)ちょっとありますね。女王と言われたので、ああそうなんだと…。ホント運がよかったというか、最後のバーディで優勝と女王が2つついてきたので、すごく運が良いとしか、言いようがありません。自分のやるべきことはちゃんとやって、結果は結果なので、やるべきことは最後まで一生懸命やろうと思ってました。今日は奇跡的な感じだったけど、本当に実力で行くならまだダメなところもあると思います。運が味方しなくても勝てる、不動さんが強かったときのような実力をつけて生きたいと思います」
【最終順位】
優勝:古閑美保(-6)
2位T:全美貞(ジョン・ミジョン)(-5)
2位T:不動裕理(-5)
4位T:三塚優子(-3)
4位T:諸見里しのぶ(-3)
4位T:福嶋晃子(-3)
7位T:イ・ジウ(-2)
7位T:上田桃子(-2)
7位T:宋ボベ(ソン・ボベ)(-2)
10位:李知姫(-1)
宮崎県にある宮崎カントリークラブで開催された国内女子メジャー「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日。賞金女王になるためには、優勝が絶対条件の古閑美保は、この日4つスコアを伸ばしトータル6アンダーでホールアウト。優勝争いをしていた全美貞(ジョン・ミジョン)(韓国)と、不動裕理が18番でスコアを落としたため逆転で優勝、大会2連覇を達成すると共に今季のLPGAツアーの賞金女王に輝いた。
4アンダーの古閑が15番でボードを確認したとき、首位のジョン・ミジョンは7アンダー。この時古閑は「優勝はない。単独2位狙い」と気持ちを切り替えていた。ラクな気持ちで終盤のプレーに臨み、17番でバーディを奪うと、勢いに乗ったまま18番でもバーディを奪い、4日間やり遂げたという表情でホールアウト。同じ組で後続を行く、7アンダーのジョン・ミジョン、古閑と同じ6アンダーの不動を待った。
18番ホール、不動はセカンドショットを1メートルにつけ絶好のバーディチャンスを迎える。ジョン・ミジョンはグリーン右の難しいバンカーへ入れてしまう。このホールダブルボギーとしたジョン・ミジョン、安定感抜群だったが最終ホールで涙を呑んだ。
一方の不動も、これを決めれば優勝のバーディパットをオーバーさせる。入ればプレーオフの返しのパットも外してしまい、まさかのボギー。ギャラリーが呆気にとられる中、逆転で古閑の大会連覇と、今季の賞金女王が決まった。
【古閑美保のコメント】
「涙が出るかと思ったけど、意外と出なかったですね。(賞金女王の実感は)ちょっとありますね。女王と言われたので、ああそうなんだと…。ホント運がよかったというか、最後のバーディで優勝と女王が2つついてきたので、すごく運が良いとしか、言いようがありません。自分のやるべきことはちゃんとやって、結果は結果なので、やるべきことは最後まで一生懸命やろうと思ってました。今日は奇跡的な感じだったけど、本当に実力で行くならまだダメなところもあると思います。運が味方しなくても勝てる、不動さんが強かったときのような実力をつけて生きたいと思います」
【最終順位】
優勝:古閑美保(-6)
2位T:全美貞(ジョン・ミジョン)(-5)
2位T:不動裕理(-5)
4位T:三塚優子(-3)
4位T:諸見里しのぶ(-3)
4位T:福嶋晃子(-3)
7位T:イ・ジウ(-2)
7位T:上田桃子(-2)
7位T:宋ボベ(ソン・ボベ)(-2)
10位:李知姫(-1)