いつも試合中はギャラリーの前で笑顔を見せていたボミだが、精神的にはかなり辛い状態にあった。そうしたコンディションを2017年シーズンも引きずっていたとすれば、1勝しかできなかった今年の状況も理解できる。
ファジャさんが聞かせてくれた話の中で、こんなエピソードもある。
「2016年のLPGAアワードで日本語でスピーチをすることにも、ボミはすごく緊張していました。そのせいか、ご飯が喉を通らないっていうんです。ボミは毎回『やるならしっかり、最後までちゃんとやりたい』と言いますし、元々、責任感の強い子です。ボミが日本語でのインタビューに、そこまで強いプレッシャーを感じていていることに改めて気づきました」
ボミの日本語でのスピーチはかなり上達しており、最近では聞く側にそれほど違和感はない。それでも、ボミにとって人前で日本語を話すということは、想像以上に気を使う作業なのだという。
それに加え、「2016年の終盤あたりから『ショットの調子が戻らない』と繰り返し言っていたのもすごく気になっていました」と振り返る。
「ゴルフの調子が戻らないことはすごく心配でしたが、周囲が色んなことを言いすぎるのもよくありません。でも、試合は続いていましたから、支える立場としては、『それでもがんばるしかないでしょう』と勇気づけることしかできませんでした。ツアー中、ホテルでは基本的に同じ部屋で過ごすのですが、ボミを一人にさせるときもありました。私がいると余計に気を使わせると思うこともありましたから」
ファジャさんが聞かせてくれた話の中で、こんなエピソードもある。
「2016年のLPGAアワードで日本語でスピーチをすることにも、ボミはすごく緊張していました。そのせいか、ご飯が喉を通らないっていうんです。ボミは毎回『やるならしっかり、最後までちゃんとやりたい』と言いますし、元々、責任感の強い子です。ボミが日本語でのインタビューに、そこまで強いプレッシャーを感じていていることに改めて気づきました」
ボミの日本語でのスピーチはかなり上達しており、最近では聞く側にそれほど違和感はない。それでも、ボミにとって人前で日本語を話すということは、想像以上に気を使う作業なのだという。
それに加え、「2016年の終盤あたりから『ショットの調子が戻らない』と繰り返し言っていたのもすごく気になっていました」と振り返る。
「ゴルフの調子が戻らないことはすごく心配でしたが、周囲が色んなことを言いすぎるのもよくありません。でも、試合は続いていましたから、支える立場としては、『それでもがんばるしかないでしょう』と勇気づけることしかできませんでした。ツアー中、ホテルでは基本的に同じ部屋で過ごすのですが、ボミを一人にさせるときもありました。私がいると余計に気を使わせると思うこともありましたから」