<ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 最終日◇9日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6420ヤード・パー72>
小祝さくらが念願のタイトルを手にした。今季初の地元・北海道決戦でトータル12アンダーまで伸ばし、後続と3打差をつける快勝。今季初Vを念願の地元優勝で飾った。
ハーフターン時点では2位と4打差。独走態勢を築いていたが、後半に入ってからは伸ばしあぐね、気づけばその差は2打にまで縮まっていた。だが、“ここぞ”というところでは力を発揮。17番で値千金のバーディを奪って勝利を決定づけた。
優勝インタビューでは「いまは実感がないんですけど、今年初優勝を北海道で挙げることができてうれしい」と、ホッとしたような笑顔を見せた。
最終18番では返しのパーパットを沈めて優勝を決めたが、「ガッツポーズとか、かっこいいポーズができなかったので…。恥ずかしいなって感じです」と、ちょっぴり後悔(?)もありつつ、“さくら節”でギャラリーの笑いを誘った。
これで今季19試合が終了。オープンウィークを挟み、2週後からツアー後半戦に突入する。「オープンウィークでしっかりと調整をします。ショットの精度とか、レベルを上げていかないと。北海道の大会はあと3試合あるので、また優勝できるように頑張ります」。
次に地元Vを挙げたときは、渾身の“かっこいいポーズ”を披露してくれるはずだ。