＜スタジオアリス女子オープン　2日目＞◇11日◇花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(6,504ヤード・パー72)

　兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアー第4戦「スタジオアリス女子オープン」の2日目。3アンダー首位タイでスタートした宮里藍が、我慢のゴルフで1バーディ・1ボギーのトータル3アンダー。明日も最終組でまわることとなり、国内女子ツアーでは2006年の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」以来、約2年半ぶりの優勝を目指す。

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　ティショットは安定していたが、堅いグリーンに手こずった宮里。序盤から我慢のゴルフで「早いうちにバーディパットが決まってくれれば良かったけれど、入らなくて苦しい展開でした」と振り返った。
　7番でカラーからバーディを決め1つスコアを伸ばしたが、その後はなかなかバーディが奪えない。14番では、セカンドをショートしてボギー。この時点で首位の全美貞(ジョン・ミジョン)(韓国)とは2打差。それでも気持ちを切らさず「良い集中力でグリーンを外してもカバーできた」と17、18番では難しい場面からきっちりパーセーブ。15番以降スコアを2つ落としたジョン・ミジョンと並んでトータル3アンダーでホールアウトした。
　明日も最終組、そして久々の優勝争いに「すごい楽しみ、十分に雰囲気を味わいながらやりたい。1番からプレッシャーがかかるホールですが、自分のゴルフに徹したい」と久々の優勝に向けて、意気込みを語った。

　横峯さくらは2バーディ・3ボギーでスコアを1つ落としたが、首位とは3打差のイーブンパー。8位タイの位置につけている。

　プロ転向後、なかなか予選通過ができない金田久美子は、またしても2日目に大乱調。先週の「ヤマハレディースレディースオープン葛城」の再現のように前半から崩れ“80”を叩きトータル12オーバー。4試合連続の予選落ちとなった。