＜ダイキンオーキッドレディス 2日目◇2日◇琉球GC(6,558ヤード・パー72)＞

「ダイキンオーキッドレディス」への出場権を懸けた今年の「ダイキンオーキッドレディスアマチュアゴルフ選手権大会」で、大会史上最少ストロークの「136」（2ラウンド）でトップ通過を果たした新城莉李亜（あらしろ・りりあ）が本戦でも躍動。この日は「67」で回り、前日の58位タイから首位と5打差のトータル・3アンダー13位タイへと大きく浮上した。

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「今日はパターがすごく良かったです。近い距離でも狙うところと狙いすぎてはいけないところの判断がうまくいきました」と、ノーボギーの安定したプレーを披露。最終18番では残り10ヤードからの「寄せにいった」アプローチが直接決まりチップインバーディ締め。運も味方し、ベストアマどころか優勝圏内で決勝へ駒を進めた。

新城は高校二年生の17歳。3歳からゴルフをはじめ、中学1年、2年時に本大会出場経験があるが、ともに予選落ち。今年が初の予選突破となった。身長170cmと恵まれた体形だが、「飛距離はあまり出るほうではなくて、持ち味はコントロールショット。もっとパターがうまくなりたいです」と、小技で勝負するタイプだ。

憧れは自分よりもさらに15cm背が高いミシェル・ウィー（米国）。「小さいころから大好きです。自分を出しているプレーが好きですね。パワフルなセカンドショットも好きですし、彼女らしいパッティングスタイルも好きです」。一度でも一緒に回るのが大目標だという。