＜ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ　2日目＞◇8日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,553ヤード・パー72)

　国内女子メジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」の2日目。1アンダー15位タイからスタートしたポーラ・クリーマー(米国)はこの日ノーボギーのゴルフでスコアを4つ伸ばし、トータル5アンダーでホールアウト。雷の影響で約半数の選手がホールアウトできずサスペンデッドとなったため、順位は暫定だが優勝圏内の3打差3位タイに浮上した。

福嶋、8アンダー単独首位も「後半おかしくなっちゃいました」

　クリーマーは前半5番、6番の連続バーディでスコアを伸ばすと、12番でもバーディを奪い上位に進出。15番では雷による中断を知らせるサイレンが鳴るも、「プレーしてもいいということだったので、良い形で終わりたかったし集中して決めようと思いました」と、バーディパットをしっかり決めてから競技を一時中断。しかし、中断で少し集中力が落ちたか、上がり3ホールは惜しいバーディパットをはずしスコアを伸ばせず、トータル5アンダーでホールアウトした。

　予選2日間は悪天候に悩まされたクリーマーだが、その実力はしっかりと見せ付け好位置をキープ。「もうちょっとパットが入ってくれれば差が縮まったと思うけど、それを言えばキリがないし、良い位置にいるので、残り2日間自分のプレーに徹したいと思います」米ツアーを主戦場としているだけに4日間競技も苦にならず、「感じがつかめてきている」とショットの調子も上向き。天候も回復予報がでている決勝ラウンド、世界ランキング4位の本領発揮となるか注目だ。

【2日目の順位(サスペンデッドのため暫定)】
1位：福嶋晃子(-8)
2位：全美貞(ジョン・ミジョン)(-7)
3位T：ポーラ・クリーマー(-5)
3位T：諸見里しのぶ(-5)
3位T：李知姫(イ・チヒ)(-5)
6位T：横峯さくら(-4)
6位T：佐藤靖子(-4)
6位T：有村智恵(-4)
6位T：若林舞衣子(-4)
10位T：黄アルム(ファン・アルム)(-3)他5名
17位T：古閑美保(-1)他6名