＜ヨコハマタイヤ PRGRレディス 2日目◇10日◇土佐カントリークラブ（6,228ヤード・パー72）＞

注目の若手・小野祐夢が、レギュラーツアー初のトップ10入りに向けて上位で2日目を終えた。1オーバー・12位タイから出た小野は、前半でダブルボギーを1つ叩いたが、バーディを6つ奪って「68」でフィニッシュ。トータル3アンダー・6位タイと、昨年8月の「リゾートトラストレディス」以来となるレギュラーツアーでの予選通過を果たした。

【関連写真】早くも人気沸騰中！小野祐夢フォトギャラリー

2016年にプロテストに合格後、プロ1年目の2017年にはステップ・アップ・ツアー「パナソニックオープンレディース」で2位に入るなど躍進。しかし、レギュラーツアーでは7試合中6試合で予選落ちと、昨年は活躍を見せる機会に恵まれずに終わった。「今まではトレーニングをあまりしっかりしていなかったので、オフに10日間、タイ合宿で男子プロと一緒に体幹トレーニングや走りこみを行いました」と基礎から見直しを行った。

その結果、「ラウンドの後半や、2、3日目にドライバーがブレだすと、その後の戦略が立たなかったのですが、今年は楽に出来ています」と、今季二戦目にして早くも手応えを感じている。

試合の合間には、大好きなロックバンド「WANIMA」や、「洋画を見ます。カーアクションとか結構激しめのもの」を鑑賞してモチベーションを上げるという。可愛らしいルックスの小野だが、意外にも好みはアグレッシブ。「明日はトップ10入りができるチャンスです。守ると良くないので、しっかりと攻めて行きたいと思います！」と元気な笑顔を見せた。（文・谷口愛純）