今週末は宮崎で開催される国内女子ツアー。開幕から3戦はイ・ミニョン、アン・ソンジュ（ともに韓国）、鈴木愛の実力者が勝利を飾った。若手の台頭めざましい女子ツアーの中でも存在感を見せる本命たちに対抗するのが今年の新人たちであり、中堅にさしかかろうという将来を期待される選手たち。そんな新人代表の松田鈴英と田村亜矢ペアvs中堅にさしかかろうという香妻琴乃と福田真未ペアのテレビマッチが実現した。

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舞台は南国・タイを代表するリゾート、パタヤにあるサイアムCCウォーターサイド。BS朝日放送のテレビマッチ『日立工機 presents 2018年始動！若き美女ゴルファーたちの戦い』で、ともに同学年コンビが激突。普段の試合とは違ったマッチプレーを楽しんだ。

「マッチプレーは苦手です。交互に打ったり、自分のボールではないときは気を遣いますし、緊張します。でも、『ごめんね』だけはいわないようにしたい。若手には負けられません」と香妻がいえば、「池にだけは入れないように。入れたら終わりなので。ごめんねではなく『ありがとう』はOK。ありがとう作戦で行きます」と福田。10年来の親友という2人が息の合ったチームワークを見せることができるか。

対する松田、田村ペアは、新人らしく「謙虚な気持ちを持ちながらも勝ちに行きたいです。優勝賞金の100万円は私たちにとって大きいので」（田村）、「正々堂々と真剣勝負」（松田）と、気合が入りまくりだ。とはいっても「マッチプレーは勝ったことがありません」と少し弱きな松田を「先輩たちに少しでも食らいつきたい」と田村が鼓舞して行われた9ホールのマッチとなった。

同学年で仲良しの両ペア。番手選びや狙いどころなどを綿密に話し合う4人の会話にも注目。本気モードのタイ決戦を制したのはどちらか。「9ホールはあっという間だった。悔しいです！」と話したのは先輩ペアか後輩ペアか。熱き女子プロのガチンコ勝負は必見だ！