＜廣済堂レディスゴルフカップ　初日＞◇29日◇千葉廣済堂カントリー倶楽部(6,365ヤード・パー72)

　千葉廣済堂カントリー倶楽部を舞台に開幕した、国内女子ツアー第11戦「廣済堂レディスゴルフカップ」の初日。今季絶好調の横峯さくらが4バーディ・ノーボギーでまわり、首位とは1打差の2位タイの好位置につけた。

飯島茜が姉妹ペアで地元連覇を目指す！

　前半を1アンダーで折り返した横峯は、後半に入って徐々にエンジンがかかり始めた。10番でセカンドショットを3メートルにつけてバーディ。13番でも同じく3メートルをねじ込んだ。17番パー3では「風の向きが難しかった」と奥を警戒し、グリーンセンターを狙ったが、思ったより風がなくあわやホールインワンかというようなショットを披露。1.5メートルにつけ4つ目のバーディを奪った。
　
　危ないパーパットもあったが、現在平均ストローク1位の横峯はその実力を遺憾なく発揮し、ノーボギーでホールアウト。「今日はそのあたり(3メートルぐらい)がよく入ってくれました。届かなければ入らないので」と強気のパットで攻め好スタートを切った。

　ディフェンディングチャンピオンの飯島茜は「全部悪かった」と反省していたが、それでも1アンダー13位タイとまずまずの位置。昨年のようなロケットスタートは切れなかったが「残り2日はミスをなくし、スコアを伸ばせるゴルフをしたい」と意気込んだ。

　金田久美子は3バーディ・3ボギーでイーブンパー21位タイ、古閑美保は先週から痛めていた左手首が回復せず今大会を欠場した。