＜ヤマハレディースオープン葛城 最終日◇1日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース（6,564ヤード・パー72）＞

今週も昨年プロテスト合格の“黄金世代”が大会を沸かせた。16位タイから出た小祝さくらが2バーディ・2ボギーの「72」でラウンド。トータル2オーバー・5位タイに浮上して大会を終えた。

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「どちらかといえば得意」と話すアウトコースで、ボギー2つが先に来る嫌な展開。だが、9番で5mを沈めて1つ取り戻すと、「このホールでバーディを獲れると思っていなかった」と11番でバーディを奪ってイーブンに。「まだ苦手な16番とか難しいホールが残っていたので、気を抜かないようにプレーしました」と、その後は昨日にトリプルボギーを打った16番を含め、7ホールすべてでパーを並べた。

この日のラウンドを振り返り、「この難しいコースでトップ10に入れたのは嬉しいです。精神的にきついコースですが、その中でよく耐えられたと思います。次に向けていいイメージができました」とうなずく。

また、「とても勉強になった一週間でした」とも。練習ラウンドでは、受けグリーン対策としていつも使用するSWだけでなく、PWやAWで転がすアプローチも練習。この大会ではほとんど使う場面はなかったが、「今後使うこともあると思います。バリエーションを増やせてよかった。成長できたと思います」と充実した表情を浮かべた。