＜プロミスレディスゴルフトーナメント　初日＞◇26日◇マダムJゴルフ倶楽部(6,528ヤード・パー72)

　兵庫県にあるマダムJゴルフ倶楽部を舞台に開幕した、国内女子ツアー第15戦「プロミスレディスゴルフトーナメント」の初日。8バーディ・ノーボギーと完璧なゴルフを披露した諸見里しのぶが単独首位に立った。2打差の2位は川原由維、3位タイはウェイ・ユンジェ(台湾)と李知姫(イ・チヒ)(韓国)がつけた。ディフェンディングチャンピオンの有村智恵はイーブンパー37位タイとやや出遅れた。

「プレッシャーにつぶれないように」有村智恵が連覇に挑む！

　今日のゴルフは「大満足ですが、点数をつけるなら90点になってしまいます」と答えた諸見里。1番、2番と連続でバーディを奪い幸先の良いスタートを切ると、4、7、8番でもバーディ。「フェアウェイの真ん中からグリーンに乗せられなかったところがマイナス点」と語ったが、前半を5アンダーで折り返した。

　11番で6つ目のバーディを奪った後「自己ベストスコアの10アンダーを目指そうと思ったら流れが止まってしまった」と振り返ったが、それでも14、15番で連続バーディを奪い8アンダー。コースレコードタイの“64”で初日単独首位に立った。

　ショット、パットともに好調だったがもう1つ要因がある。「全英リコー女子オープン」に備え、今週から新しいアイアンに変えて今大会に臨んだこと。「前より(球が)高く上がり、止まる感じがします」とこれが功を奏した。江連コーチに「クラブを変えるなら調子の良いとき」とアドバイスされ、顕著に現れたのが11番。残り139ヤードを8番アイアンでOKにつけた。「(全英では)良いスコアを出したいので、それに間に合うように今週変えました」と諸見里は話す。