＜フジサンケイレディスクラシック 初日◇20日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(6,376ヤード・パー71)＞

国内女子ツアー第8戦「フジサンケイレディスクラシック」が開幕。ルーキーの小祝さくらが、5バーディ・3ボギー「69」でラウンドし、2アンダー・14位タイと上々の滑り出しを見せた。

【女子プロ写真館】小祝さくら　プレー姿からオフショットまで満載

4月15日（日）で20歳になった小祝。プロテスト合格同期の田村亜矢も同じ誕生日（小祝が1998年、田村が1997年）だったことで、今大会に出場する"プロテスト89期組"で勝みなみ、小倉ひまわり、吉本ひかる、松田鈴英、新垣比菜、沖せいらが集まり、大会開幕前に食事会を開いたという。

「単なる食事会だと思ったら、4人くらいがいっせいに席を立って、サプライズな状況でした」と祝福を受けたが、先週の「KKTバンテリンレディス」から今大会に入る間には自分自身にご褒美を。ファンである韓国のアーティストグループ「防弾少年団」のライブに訪れたが、「あまり一人行動する（積極的な）タイプではないですが、連席がないチケットだったので一人でいきました。スケジュール的にもきつかったですが、もう無理やり（笑）」と英気を養うことができたという。

ツアーの合間を縫ってバースデーウィークを楽しんだが、ゴルフの面ではパターに悩む。「あまりパターを頻繁に変えるタイプではないですが、あまりに入らないので、2週間前から毎週変わっています。すべてオデッセイの角型（＃7）ですが、フェース素材を変えたり…」と試行錯誤。今季は「ヤマハレディースオープン葛城」5位タイの成績を残しているが、今大会で2度目の上位争いに加わり、自信をつけたいところだ。（文・標英俊）