＜明治チョコレートカップ　2日目＞◇11日◇札幌国際カントリークラブ・島松コース(6,518ヤード・パー72)

　北海道にある札幌国際カントリークラブで開催されている、国内女子ツアー「明治チョコレートカップ」の2日目。10バーディ・1ボギーでまわった藤田幸希が、トーナメントレコードタイ記録となる“63”を叩き出し、全美貞(ジョン・ミジョン)(韓国)とともにトータル5アンダーで首位に立った。

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　「自己ベストです。10バーディも初めて」と振り返った藤田。4オーバー44位タイでINからスタート。10番で幸先よくバーディを奪うと、13番でもバーディ。14、15番ではショットも冴え1.5メートルを沈めた。16番で4連続となるバーディを奪ったが、17番パー3でティショットが左のバンカーにつかまりボギー。前半は4アンダー、トータルイーブンパーで折り返した。

　「4〜5メートルはどこからでも入る感じがしました」と後半に入ってはさらに勢いが加速。2番で右のカラーから5メートル、3番は4メートル、6番では10メートルをねじ込んだ。初めて出場したときは苦手意識があったコースだったが、昨年の大会で優勝争いをして意識が変わったいう藤田。8、9番でもバーディを奪って自己ベストの“63”。トーナメントレコードタイ記録に並んでホールアウトした。

　ちなみにカットラインはトータル4オーバー。藤田は「今日は大丈夫かな」と不安を感じながら2日目に臨んでいた。しかしふたを開けてみれば10バーディの猛攻。「自分のゴルフがしっかりしてきたので、気持ちだけですかね」と振り返っている。明日は「今日みたいな爆発的なスコアがでるかわからないが、大崩はしないと思います」と力強く語った。