苦心のシーズンを経て、今季はオフの取り組みを変えた。昨年12月に古閑美保がホステスを務める番組に出演した際、「芝から打つのもいいけど、マットのほうが球数が打てるよ、とアドバイスをいただいた」ことで、ラウンド中心の海外合宿から、今オフは1日600〜700球を打ってショット力を固めるスタンスに。前年からの1日あたりの球数は2倍に増えたが、充実のオフをすごせたという。
今大会は初日「65」をたたき出すも、2日目は「72」とオーバーパープレーで順位を落とした。しかし「2日目に一緒にラウンドした(成田)美寿々さんが、体幹を意識してスイングしているのが見てとれた。私もやらないといけないことなのに忘れていて、試合後の練習、最終日の朝に体の軸をブレないよう、おへその下に力を込めて、体の正面でインパクトすることを意識しました」と、翌日にすぐさま修正して最終日は6バーディ・1ボギーの「66」。話だけきくと簡単に思えるかもしれないが、オフの打ち込みがあったからこその対応力だったに違いない。(文・標英俊)
今大会は初日「65」をたたき出すも、2日目は「72」とオーバーパープレーで順位を落とした。しかし「2日目に一緒にラウンドした(成田)美寿々さんが、体幹を意識してスイングしているのが見てとれた。私もやらないといけないことなのに忘れていて、試合後の練習、最終日の朝に体の軸をブレないよう、おへその下に力を込めて、体の正面でインパクトすることを意識しました」と、翌日にすぐさま修正して最終日は6バーディ・1ボギーの「66」。話だけきくと簡単に思えるかもしれないが、オフの打ち込みがあったからこその対応力だったに違いない。(文・標英俊)