<サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント 事前情報◇26日◇グランフィールズカントリークラブ (6,515ヤード・パー72)>
2年連続賞金ランキング4位のキム・ハヌル(韓国)だが、今季は賞金ランキング45位と本来の力を発揮できずにいる。理由はフェードヒッターにもかかわらず、左へ曲がるボールが出てしまうことだった。ハヌル自身にとってはかなり深刻な問題だったが、ようやくその原因が分かったという。
【写真館】この笑顔を再び キム・ハヌルのスマイルショット!
「先週の試合を欠場して韓国に帰っていたのですが、そのとき先生にスイングを見てもらったんです。すると、握りがフックグリップになりすぎている。それじゃあ左へ引っかけるだろうと指摘されたんです」とハヌル。自分ではなかなか気づかなかったらしいが、スクエアグリップに戻したところ、本来のフェードボールが戻ってきたという。この日の練習ラウンドでは、フェアウェイをキープする回数も多かったせいか、ホールアウト後にも笑顔を見せた。
ハヌルといえば、昨年の大会で鈴木愛とのプレーオフを制し、自身ツアー4勝目を飾っているだけに、コースへの苦手意識はほとんどない。しかも、その権利でLPGAの資格も得た思い出の大会でもある。さらに、翌週の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」も制し、2週連続優勝を飾ったことで、賞金ランキング1位に浮上した。当然今年も、この大会を復調の足がかりにしたい気持ちが強い。そのことを振られると、「最善を尽くすと再現できるかもしれないですね」と返したハヌル。ショットメーカーが自信を取り戻しつつあるだけに、不気味な存在であることは間違いない。(文・山西英希)
2年連続賞金ランキング4位のキム・ハヌル(韓国)だが、今季は賞金ランキング45位と本来の力を発揮できずにいる。理由はフェードヒッターにもかかわらず、左へ曲がるボールが出てしまうことだった。ハヌル自身にとってはかなり深刻な問題だったが、ようやくその原因が分かったという。
【写真館】この笑顔を再び キム・ハヌルのスマイルショット!
「先週の試合を欠場して韓国に帰っていたのですが、そのとき先生にスイングを見てもらったんです。すると、握りがフックグリップになりすぎている。それじゃあ左へ引っかけるだろうと指摘されたんです」とハヌル。自分ではなかなか気づかなかったらしいが、スクエアグリップに戻したところ、本来のフェードボールが戻ってきたという。この日の練習ラウンドでは、フェアウェイをキープする回数も多かったせいか、ホールアウト後にも笑顔を見せた。
ハヌルといえば、昨年の大会で鈴木愛とのプレーオフを制し、自身ツアー4勝目を飾っているだけに、コースへの苦手意識はほとんどない。しかも、その権利でLPGAの資格も得た思い出の大会でもある。さらに、翌週の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」も制し、2週連続優勝を飾ったことで、賞金ランキング1位に浮上した。当然今年も、この大会を復調の足がかりにしたい気持ちが強い。そのことを振られると、「最善を尽くすと再現できるかもしれないですね」と返したハヌル。ショットメーカーが自信を取り戻しつつあるだけに、不気味な存在であることは間違いない。(文・山西英希)