<サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント 2日目◇28日◇グランフィールズカントリークラブ (6,515ヤード・パー72)>
好天の中、2725人のギャラリーが詰めかけたこの日。最終組の1つ前であるイ・ボミ(韓国)、吉田弓美子、斉藤愛璃の組もロープ際から多くのファンに声援を送られていた。特に、今季初めて週末を好位置でラウンドするボミのファンは多く、ホンマの帽子に彼女の缶バッジをつけた姿も目立った。
【写真館】お茶を飲んでほっと一息 はじける笑顔をみせるイ・ボミ
そんな中、スタートの2ホールを連続バーディで発進したものだから、ファンのボルテージも自然に上がる。しかし、そこから波に乗れないのが、今季のボミだ。何度もチャンスにつけながら、この日はパットを決めきれず、2つ伸ばしたままでハーフターン。逆に後半は3パットが2回あるなど、スコアを3つ落としてしまった。結局、2日目は「73」に終わり、順位を13位タイにまで下げたボミ。スイングの試行錯誤はまだまだ続くようだが、緊張感のある中でスイングよりもスコアのことに集中してラウンドできたのは、わずかながらの収穫でもある。
「最終18番で3パットしなければ、今日は6割ぐらいの出来だったかな(笑)」と、スコアを落としても暗い表情を見せることはなかった。それどころか、「昨日は桜えびの料理をメインにしたんですよ。(勝負飯である)うなぎを少ししか食べなかったから、後半よくなかったのかな!?」と軽い冗談まで口にしたほど。最終日は2日目のことは忘れて、いいゴルフができることに集中したいという。
本人を含め、ファンの皆さんに対しては不謹慎かもしれないが、調子が上がらないまま優勝争いに加わり、プレッシャーを感じてプレーするよりも、気軽な位置でゴルフを楽しんだほうが、復調へ向けてのきっかけをつかめると思うのだが……。(文・山西英希)
好天の中、2725人のギャラリーが詰めかけたこの日。最終組の1つ前であるイ・ボミ(韓国)、吉田弓美子、斉藤愛璃の組もロープ際から多くのファンに声援を送られていた。特に、今季初めて週末を好位置でラウンドするボミのファンは多く、ホンマの帽子に彼女の缶バッジをつけた姿も目立った。
【写真館】お茶を飲んでほっと一息 はじける笑顔をみせるイ・ボミ
そんな中、スタートの2ホールを連続バーディで発進したものだから、ファンのボルテージも自然に上がる。しかし、そこから波に乗れないのが、今季のボミだ。何度もチャンスにつけながら、この日はパットを決めきれず、2つ伸ばしたままでハーフターン。逆に後半は3パットが2回あるなど、スコアを3つ落としてしまった。結局、2日目は「73」に終わり、順位を13位タイにまで下げたボミ。スイングの試行錯誤はまだまだ続くようだが、緊張感のある中でスイングよりもスコアのことに集中してラウンドできたのは、わずかながらの収穫でもある。
「最終18番で3パットしなければ、今日は6割ぐらいの出来だったかな(笑)」と、スコアを落としても暗い表情を見せることはなかった。それどころか、「昨日は桜えびの料理をメインにしたんですよ。(勝負飯である)うなぎを少ししか食べなかったから、後半よくなかったのかな!?」と軽い冗談まで口にしたほど。最終日は2日目のことは忘れて、いいゴルフができることに集中したいという。
本人を含め、ファンの皆さんに対しては不謹慎かもしれないが、調子が上がらないまま優勝争いに加わり、プレッシャーを感じてプレーするよりも、気軽な位置でゴルフを楽しんだほうが、復調へ向けてのきっかけをつかめると思うのだが……。(文・山西英希)