<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇6日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,715ヤード・パー72)>
激動の最終日を“終盤の一振り”で制した。国内女子ツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」最終日。4打差の2位タイからスタートした申ジエ(韓国)が1イーグル・3バーディ・3ボギーの「70」をマーク。大逆転で日本ツアー17勝目(公式戦2勝目)、世界51勝目を挙げた。
【関連写真】激闘の今季メジャー初戦を写真で振り返る
メジャーにふさわしい、固くて絞り込まれたフェアウェイと高速グリーン、刈り込まれたグリーン周り。飛距離が出ないが米国LPGAの賞金女王に登りつめたことのある実力者・申ジエにとっては慣れたセッティングだったのか。4打差を付けられていても「3打伸ばせばチャンスはある」と、若き日韓賞金女王2人を粘り強く追い、17番のパー5を迎えた。
「17番は第1打から勝負をかけました。少しでも、距離を稼ぐために、こん身の力で打ちました」と、固いフェアウェイで大きく弾んだボールは270ヤード近く飛び、フェアウェイ左サイドに止まった。残り244ヤードから3Wを一閃、あわやアルバトロスという一撃。飛ばない申ジエがロングホールで勝負をかけ、狙い通りにイーグル奪取をはたした。
結果的には、アンダーパーが3人のみという厳しいメジャーのセッティング。世界で50勝を挙げる歴戦の猛者は、戦う前からギアでのコース対策も万全だった。この試合を制すため、2つの変更を加えていた。
激動の最終日を“終盤の一振り”で制した。国内女子ツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」最終日。4打差の2位タイからスタートした申ジエ(韓国)が1イーグル・3バーディ・3ボギーの「70」をマーク。大逆転で日本ツアー17勝目(公式戦2勝目)、世界51勝目を挙げた。
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「17番は第1打から勝負をかけました。少しでも、距離を稼ぐために、こん身の力で打ちました」と、固いフェアウェイで大きく弾んだボールは270ヤード近く飛び、フェアウェイ左サイドに止まった。残り244ヤードから3Wを一閃、あわやアルバトロスという一撃。飛ばない申ジエがロングホールで勝負をかけ、狙い通りにイーグル奪取をはたした。
結果的には、アンダーパーが3人のみという厳しいメジャーのセッティング。世界で50勝を挙げる歴戦の猛者は、戦う前からギアでのコース対策も万全だった。この試合を制すため、2つの変更を加えていた。